「会社都合」にならないのでしょうか？

Question

「会社都合」にならないのでしょうか？外資系の化粧品売り場で店長として働いています。今年の春より「業務改善プログラム」と呼ばれるプログラムを受けた後 能力不足との判定から副店長に 降格になりました。

しかし私の通っている店舗は 副店長は1名しか配置できない店舗で
すでに副店長がおり 私は異動を余儀なくされることになりました。
しかし現在の住居から通える店舗はなく、また、家庭の事情から転居もできない為やむを得ず仕事を辞めることになりました。

離職理由を会社都合にしてほしいと人事に伝えると、転居ができないという理由で異動ができないのだから、さらにこちらは辞めてほしいとは言っていないのだから 、自己都合だといわれました。
店長歴は8年です。8年も店長をやらせておいて、今さら 不適格だから降格って会社の都合なのでは・・、、と納得ができない状態です。
というのもプログラム内の面談中に
「前期、今期とも会社が大きな赤字を出してしまい 誰に店長をさせてもよいわけではなくなったから」と今回のプログラムを受ける理由を聞かされたからです。

そこでPIPを使った人員削減なのでは？と会社側に聞いたところ 否定されました。
逆に「あなたのディべロップメントの為のプログラムなのだから、むしろ手厚いトレーニングを受けられたのだと思ってください」というようなことを会社から言われ 今現在の状況に至ります。

この状況で離職の理由を会社都合にできる手段があれば どうか教えてください。
生活がかかっているので、大変困っています。よろしくお願いいたします。

Answer 1

現在勤務されている店舗が閉鎖になったり、会社のリストラの一環で、店長というポストが無くなるなど大幅な人員削減が行われた結果の退職、これが会社都合です。
雇用契約書や就業規則に転勤が規定されているのであれば、それに従わずに辞職することは明らかに自己都合とみなされます。
質問文に書かれている内容だけだと、降格人事に不満を持って退職するだけのようにおもわれますが、他に何らかの理由はないのでしょうか。

＞8年も店長をやらせておいて
私も人事部門にいたことがありますが、後進の台頭や育成の観点と、どうしても年令によるパフォーマンスの低下というものはあるので、そのような事はありますよ。外資系だとさらにシビアという側面はあります。

Answer 2

会社からの業務命令に対して、自ら退職を選択していますので自己都合にしかなりません。ですが、状況によっては自己都合ですが「特定理由離職者」にはなりえます。
https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_range.html
ハロワで相談して下さい。

Answer 3

会社で移動は、あり得るものであり、会社都合にはならない。業務命令。
そりゃ、契約していれば会社を契約違反でつつくことはできるけど。
片道二時間以上通勤にかかるなら、特定離職者になる。
片道二時間以内はどうにもならない。

Answer 4

降格したのは会社の都合だとしても、異動で地方へ転勤なんてよくある話ですし、遠くへ転勤することは契約上絶対にないよ、ってことにでもなってなければ業務命令に従えなかったことで退職を決めたただの自己都合です。

副店長に降格になったことで固定部分の賃金が８５%未満に下がったり、下がるとわかったときに退職を申し出た場合も、退職を申し出るのに正当な理由があるということで特定受給資格者になれる理由になってきますが、自己都合であることに変わりはありません。ただし、下がるとわかってからまたは変わってから半年以内（たぶん）の申し出でなければ下がることを了承したということで該当しなくなります。減給されて２年も３年も経ってから言い出したって話にならんわい、と。

特定受給資格者＝会社都合だと思ってる方はたくさんいますし、ハローワークもそんなことをしゃあしゃあと言いますが、懲戒解雇も会社都合ですが責任は本人にあるので特定受給資格者にはなれません。特定受給資格者は退職（雇用関係がなくなった）責任の所在が雇用者側にある場合になれるもので、会社都合＝解雇に限ったことではないのです。

特定受給資格者になれるケースの例は「特定受給資格者の範囲」でググるとどこかで読めるでしょう。そこに記載されていることがすべてではないので、正当だと思えるケースがないか考えてみましょう。

そういう保険の話ではなくて、単にキャリアの問題だってことなら、合意の上で退職したんで合意による退職ってことで良いでしょう。むしろ解雇なんかにならなくて幸いってもんです。