私はフリーランスでWEBディレクター業務をおこなっております。 ある案件で、クライアントからアパレル商材の商品撮影…

Question

私はフリーランスでWEBディレクター業務をおこなっております。

ある案件で、クライアントからアパレル商材の商品撮影を依頼され、それを受託しました。その撮影をフリーランスのカメラマンに依頼をしたのですが、撮影の備品で足りないものがあるということで、その備品についての購入を認めました。

足りないものは2つで、大体の値段を聞くと「1万円以内に収まる」とのこと。私は「一応、購入するものが決まったら商品と値段について教えてほしい」とカメラマンに伝えておきました。

しかし、結局は勝手に購入され、かつ購入したのは3つ、そして金額も当初の予定の倍になっていました。また、購入したものは、今回の撮影で使用する分より、余分に購入されており（例えばペーパーの長さが異常に長いなど）、前もって相談さえされていれば、もう少し金額を抑えられたんじゃないかと思います。

現在、この経費の支払いでカメラマンとひと悶着ありまして、私としては、最初に相談があったもの（商品2つ、計10000円）しか払いたくないと考えておりますが、カメラマンとしては全額20000円強を支払ってほしいと言っています。

こうした場合、どのように対処すればいいでしょうか？

Answer 1

基本的に撮影に使用する経費の支払いなので
使用しなった分の経費は支払わないのが一般的です。
2つ必要で3つ買ってきたのであれば
2つのみ支払うと言うのが当たり前です。

民法上では、口約束での契約は成り立ちます。
あなた自身「1万円以内に収まる」ということで
了承をしたので、「1万円以内に収まる」という条件を満たしていないのに
勝手に購入された分の支払いをする義務はありません。

そのことを伝えればいいのではないでしょうか？

Answer 2

結論から言ってしまうと、カメラマンとはそういうものだと思って、諦めてください。

もちろん、カメラマンによってもそれぞれ対応の幅は異なり、貴方のそのケースはかなり嫌なカメラマンに当たってしまったといえます。
最低の野郎だと思います。私ならそんな対応は絶対にしません。

それでも、想定の範囲内に留めておく必要があるような内容だと感じました。

まず、カメラマンという人種は、失敗を何よりも恐れます。基本的にやり直しが効きませんから。
今でこそデジタルで、確認後再撮ということが可能になりましたが、フィルムの時代はそうはいきませんでした。
デジタルからこの道に入ったカメラマンでも、フィルム時代のＤＮＡが、先輩や師匠から受け継がれております。
ですから、機材はもちろん、備品も必要以上に多く揃える習性があります。
現場で急に足りなくなるという事態を、ものすごく恐れるのです。
私自身は少し違う考え方ですが、多くのカメラマンはこのパターンです。

そして、クライアントや仕事の内容によって、対応をランク分けするような人が非常に多い。
ギャラによって、またその他にも幾つか困難な条件が重なったりすると、仕事を少し雑にしたり、
仕事は完璧主義というカメラマンでも、納期をわざと遅らせたり、今回のように備品を経費として請求したりといったことを起こします。
私はこういったトラブルを無くす為に、ギャラやスケジュールで折り合いのつかない案件は、最初から断るようにしていますが。。

WEB系のお仕事とカメラマンというのは、相性の悪いものだと私自身、実感しております。
しかし将来的に、お互い歩み寄らないといけなくなる時代が必ず来るでしょうから、少しずつ慣れていかないといけないのでしょうね。。

Answer 3

そのカメラマンの方の請求通りに払って、今後はその方には依頼しない、別の方にお願いする。

というのがスマートなやり方だと思います。

(私はカメラマン側の人間です)