解決済み
産業カウンセラー養成講座を受講しようと思ってます。5年程前に一度受講しました。 その時はカウンセラーという職業にあまり興味はありませんでした。 自分がうつ病になりカウンセリングを受けて、自分も苦しんでいる人の 支えになりたいと思いました。 なので勉強しなおそうと思ってます。 そこでお勧めの書籍があれば教えて下さい。 傾聴に重点を置いて学びたいと思ってます。 それともう一つ。 臨床心理士がカウンセラーの資格の中では最高峰だと思いますが 産業カウンセラーとの違いは、主に扱う領域の違いでしょうか? 私は軽いうつの方や、仕事を転々としてしまうなど クライエントの思考パターンを変えていく補助をしたいと思ってます。 宜しくお願いします。
産業カウンセラーだとその資格だけでは職がありませんよね?私は独立希望ですが、どこか資格を取ってから修行出来る場所はありますでしょうか?宜しくお願いします。
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私は今ある一番のお勧めの書籍は養成講座のテキストだと思います。2013年から改定され分厚くなりボリュームも増えました。もちろん、労働法規やそういう部分もあり、傾聴に特化しているわけではないと思いますが、傾聴のところだけでも読み応えあります。 他の本を読むより、傾聴に興味があれば、テキストの傾聴の部分だけでも、覚えるぐらいまで読み込むことをおすすめします。 すると面談実習などでも、すごく姿勢やコメントが変わってきますし、何ができて何ができていないかとかわかると思います。それにもし、読み倒せば、必ず筆記試験の合格にも近づきます。あまり、いろんな本を読みながら、知識をつけるよりも、基本的なことをテキストで勉強して、実技で実践していくのが一番だと思います。 でも、モチベーションを上げるという意味での副読本を選ぶのであれば「ロジャーズ」などに関する本がいいでしょう。産業カウンセリングは来談者中心療法で傾聴を主とします。それをつくったのが、ロジャーズですから、ロジャーズのカウンセリングとは何かを学ぶと、傾聴に関しても、ぐっとわかりやすくなると思います。アマゾンなどで「ロジャーズ」で検索すれば、そのタイトルで出版されています。他の読みやすそうな本でもいいと思います。 臨床心理士と産業カウンセラーは、おっしゃるとおり、扱う領域が違います。臨床心理士は医療機関でカウンセラーとして働き、かなり重症度の高い精神疾患の障害をお持ちの方へのアプローチも可能ですが、産業カウンセラーはそこまでできません(看護師などの医療関係の国家資格を持っている方は別ですが)。その分、活躍するステージが少ないことも確かですが、産業カウンセラーは、おっしゃるとおり、普通は軽いうつの方や仕事を転々としてしまう方のキャリアカウンセリングなどを担当し、その領域を超える場合、医療機関の力が必要な場合は、臨床心理士や産業医などの医師に、正式な手順を踏んでつないでいく必要があるということですね。 補足に関して 産業カウンセラーを取得しただけでは、無理だと思います。まず、相談者に寄り添う技術的なことの基本に触れただけで、実際に仕事をするということだけのレベルに達しません。シニア産業カウンセラーまで、後に勉強し、資格を取得し、臆せずにいろんな人と交流を持てば、講演や、カウンセリング、協会の講座担当者などの話などもあります。ただ、それだけで食べていけるだけの収入は無理だと思います。カウンセラー協会のカウンセラーは、定年退職者や、または他の仕事もしています。カウンセラー業というのは、独立採算がとれる職業ではないのです。 臨床心理士であれば、病院勤務の経験を活かして、病院からの紹介なども得られるかもしれませんし、様々な心理療法に精通しています。産業カウンセラーは、来談者中心療法だけです。でも、ビジネスとして割り切って、自らネットワークをつくり、こられる相談者のプライバシーを守れる環境を整えてあげて、定期的にスーパーバイザーも受けて、研修も受けて、やっていけるといいですね。 心の病を持った人が、毎回5000円払って、面談に来るという信頼関係、そして、その人はひょっとして面談室を出たあと、自殺するかもしれない。そんな見立てが、7ヶ月の養成講座だけでは、習得できないと思います。 人と接する仕事をしながら、同僚や、お客さんの話を聞いてあげて、ストレスから解放させる。まずはそんなところで、関わっていくのが必要ですね。 修行でいえば、どんどん産業カウンセラー協会の講座を受けて、シニアを目指して行っていただくことが一番だと思います。 そこまで、いってカウンセラーの一歩手前だと思います。
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