先日もこちらで質問させていただいたのですが、改めてもう一度質問します。 検察官になるか検察事務官になるかで迷ってま…

Question

先日もこちらで質問させていただいたのですが、改めてもう一度質問します。

検察官になるか検察事務官になるかで迷ってます。検察官だとあたりまえですが法曹界ですし、事務官だと公務員なので行政ですよね。来年からコースがわかれるので困ってます。

指示したり自分の裁量で動かせる検察官のほうが魅力的ですが、転勤等生活はあまり安定しませんよね。逆に事務官は指示どおり動くだけですが転勤はありません。

正直結婚願望もありますし、女なので転勤ばかりだと辛いんじゃないか、などいろいろ考えてしまいます。実際のところどうなんでしょうか？この職につかれている方やそのお知り合いの方に、実情を教えていただきたいです。

Answer 1

国家公務員をしています。
仕事柄、賃金不払い等の書類送検事務で検察に出入りしているので、回答したいと思います。
まず、検察事務官についてですが、転勤はありますよ。
検察官は、全国転勤。検察事務官は採用された地方検察庁の支部等への県内異動になります。

それと、検察事務官が、検察官の指示通り動くだけの仕事をしていると思ったら大間違いです。
確かに、ドラマ等ではそういう役回りですが・・・検察事務官の名前で命令書を送付することもあるため、考え方を見直した方がいいかもしれませんね。

なお、副検事制度はご存知ですか？検察庁内の内部試験になりますが、努力しだいで、検察官と同等の権限を持つ副検事になることができるのも検察事務官の魅力かと思います。

http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/morioka/morioka.shtml ←検察庁ホームページです。参考にしてください。