オーケストラの共演を依頼されるのはピアニストの中でも上のレベルです。音大生だとオーディションで選ばれて学内演奏会でコンチェルトを演奏出来ることもあります。市や県が後援して地元出身のピアニストに声をかけてオーケストラを用意してくれるチャンスがあることもありますが、音大のピアノ科出てオーケストラとコンチェルト出来る人の方がはるかに少ないです。 オペラの伴奏が出来るピアニストは更に限定されます。指揮者出身もいます。ピアノの演奏能力だけではなくスコアを読んで歌手にダメ出ししたりもしますよ。 合唱の伴奏、でアマチュアの合唱団やママさんコーラスの伴奏者は団員や指導者のコネで依頼されます。あと、バレエ団のレッスンで伴奏する仕事とかもありますが、いずれにせよ、コネで依頼され、満足されたらまた依頼が来る感じです。
事務所にはいるひともいる、 伴奏者は、応募する。 オケは、師事している先生からお話があったり、指揮者と面識があったり、 コンクールの褒章とか、いろいろですね。
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ピアニストとして >オーケストラとの共演 と >オペラ・合唱の伴奏をするピアニスト は全く存在が別です。 前者はソリストです。こういうチャンスは大体指揮者との個人的繋がりから話が来ます。売れっ子のピアニストは月に二本くらいのペースで協奏曲を弾きます。こういうピアニストは本当にソリスト一本で、リサイタルも多数出演し、特に有名になるとソリストとしてレコーディングも多くこなします。 一方後者はコレペティートアといって、合唱の練習や歌手の個人練習のコーチに付き合い、音楽上・技術上のアドバイスを細かくする人です。日本ではその存在は曖昧ですが(日本には本格的な歌劇場がほとんどありません)、欧米では非常にきちんと確立された職種で、その要求される技術も、様々なオペラ作品の隅々まで精通し、高い初見能力を持ち、オペラに用いられる多くの言語(最低でも英独仏伊露)に通じ、さらに発声法にも明るく、管弦楽総譜も弾きこなす、と非常に広範で高いものであり、欧米では非常に尊敬されています。また、故に指揮者の卵が務める仕事でもあり、この職種を経て指揮者になる人も多くいます。特に往年のオペラ指揮者は必ず通った道でした。 どちらも現代では音大のピアノ科卒で、前者はその中でも特に抜群にうまく、華もあり、運もあるような人です。学生時代からコンクールなどを通じて協奏曲を演奏するチャンスに恵まれるような人でしょう。 後者は厳密には日本には存在しない職業です。日本では特に声楽の伴奏経験が豊富な人がその都度何かのプロジェクトごとに声がかかったりします。
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