解決済み
私は弁理士ですが、ある特許事務所に化学の外国関係の仕事が今後増えそうだから、是非とも内の事務所に来てくれないかと誘われて入所しました。ところが、1年経過しても化学の外国案件は全く増えず、外国案件自体も減少傾向となってしまいました。そこで、別の事務所に転職すべきか、あるいは今の事務所に残って、もう少し待って様子をみるか悩んでいます。私はどうすればよいでしょうか?因みに、現在の年齢は56歳ですので、転職案件も探索はしておりますが、簡単ではない模様です。
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外国案件というのは内外ですかね。だとすると、最初に国内出願の仕事をもらって、これを優先権主張の基礎として行う外国出願の仕事をもらうという流れが形成されていないのでは(元ネタになる国内出願自体の受任が増えてないのでは)?。この場合は、外国案件云々以前に元ネタの受任を増やす努力が必要でしょう。 また、PCTだと、30ヶ月弱で各国に移行することが多いので、1年経過した程度で、増えるか減るかは、なんとも言えないという気がします。但し、その事務所でここ1-2年以内に出願された国際出願がどれだけあるのか調べてみれば、近い将来発生する外国移行案件の数の予想はつくと思いますけど。当方は、主に自分が過去に担当した国際出願の数とその移行期限+クライアント毎の移行国の傾向から、今年は何件、外国移行案件が発生するのか、大まかな需要を把握してますよ。 それから、化学の外国案件をメインで担当するためだけにその事務所に入所されたのですかね?。将来の仕事の見込みはクライアント次第で結構あてにならない場合もあるので、事務所の規模が小さくなる程、これに反比例して、化学の外国案件以外も難なくこなせるマルチプレーヤー度合いが大きくないとその事務所で仕事を続けるのは難しいかなと思います。マルチプレーヤーを目指せますかね。 当方も化学系ですが、勤務している事務所も中堅規模で、貴殿よりかは恵まれているようですが、かと言って事務所内で私一人で抱えきれないぐらいに常に化学系の仕事があふれているという状況でもないです。但し、国内、内外、外内問わずにこなせるし、機械系などの他分野の案件も化学系と同様にこなせるので、化学系の仕事が増えた場合は(状況によっては非化学系の仕事を他人に押し付けて)そちらに専念しますけど、そうでないなら余った余力でそれ以外の仕事もやるので、自分にできる仕事/得意とする仕事が所内に無くて困ることは無いです。 化学の外国案件以外は苦手/やりたくないのであれば、ある程度、分業化が進んでいて、化学の外国案件の数も年間を通じて安定的に確保できるそこそこ規模の大きい事務所の方が貴殿には向いていると思います。但し、貴殿しか、現在の事務所で化学の外国案件が扱えないのであれば、(幅広い業務に対応可能であるとこを売りにしたい事務所であれば)事務所の経営者目線で見ると貴殿は貴重な人材と言えそうですけど。その点、大手だと代わりはいくらでもいるので、貴殿も事務所からみればいつでも交換可能な唯の機械部品になりますよ。現在の事務所の所長が目先の売り上げにこだわらずに長い目で考える人ならば、直ぐに冷や飯を食わされるということにはならないように思います。 今の事務所で骨を埋めるつもりなら、先々の化学系外国案件の需要がどう転んでも困らないようにマルチプレーヤーとしてもやっていけるように努力した方がよいかなと思います。そうでないなら、もうしばらく待つか、近々出願済みの事務所内の化化学系の国内出願・国際出願から需要予測して、ここ1-2年の化学系外国案件の需要を調べてみるかですね。その結果、先がなさそうなら転職も視野に入れた方がよさそうですが。
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