ユニオンと言う個人が入れる労働組合がありますが、ここは本当に親身になって動いてくれるのでしょうか？弁護士の小遣い稼ぎ程度…

Question

ユニオンと言う個人が入れる労働組合がありますが、ここは本当に親身になって動いてくれるのでしょうか？弁護士の小遣い稼ぎ程度の事でしょうか？信用出来るのでしょうか？本物でしょうか？愛知県はどうでしょうか？

Answer 1

労働組合には闘争心むき出しで会社に対抗していく一方のところがあれば、いわゆる「御用組合」然として労使強調路線を崩すことなく、組合員の不評を買っているところもあります。

そういう両極端は全国津々浦々のユニオンにもみられるのであって、労使協調の方針をとっているところはユニオンの存在意義がなくなるために皆無としても、

＊依頼者のために親身に取り組む組織
＊自分たちの闘争本能を満たすために依頼者を募る組織

…この違いは小さいようで大きいです。

弁護士が法廷闘争に持ち込んで成功報酬を期待する一方、ユニオンは労働組合組織において許される活動下で成功報酬を期待するわけで、手段と目的の違いから（ビジネスライクに考えれば）競合の関係にあります。つまり弁護士はユニオン組織に関わる理由がなく、現実にも関わっていたら収入に影響してきます。

以上から、質問者さんが目をつけておられる特定の組織が信用できるか本物かは断じようがなく、問題解決のためには「弁護士か、労働基準監督署か」の選択をまず第一に考える手順です。

ユニオンはあくまで後順位的位置づけとすべきなのです。「自分たちの闘争本能を満たすために依頼者を募る組織」に当たってしまった場合、本来の目的がそっちのけのぶれた闘争活動に陥るリスクさえありますから・・・

Answer 2

個人加盟の労働組合に入っているものです。

私の意見が参考になるか？どうか？わからないですが労働組合というのは親身になって動いてくれるか？どうか？はあなた次第だと思います。

なぜなら労働組合は弁護士のように代理人ではありません。

あなたが本当に闘う意思があるか？どうか？にかかっています。あなたの心、気持ち次第です。すべてのユニオンが企業内組合のように専従者を置いているわけではなく善意のボランティアによって支えられているところがあって財政的に余裕があるところばかりではありません。

ですから労働組合はどういうところか？労働組合法を知り自分は自分のために何ができるか？よく考えてみてください！それによって変わって来ます。でないと本物か？どうか？信用できるか？どうか？まではわからないです。

労働組合法によると労働組合とは、労働者が主体となって自主的に労働条件維持改善その他経済的地位向上を図ることを主たる目的として組織する団体又はその連合体をいう。と記載されています。

ですからあなたが利用するとか？動いてもらうとか？代理人的に考えていたら労働組合に加入しないで個別で闘うことをお勧めします。その場合費用はかかりますが日本労働弁護団で弁護士さんを検索してみてください！

しかしながら自ら立ち上がって自ら闘うなら労働組合に加入する価値は十分あります。

ちなみに、愛知県で個人加盟の労働組合は連合系の全国ユニオンと全労連系の地域労組があります。他に独立系のコミュニティーユニオンなどがあります。

一度だけの相談なら無料というところが多いですからまずは相談してみてはいかがでしょうか？