解決済み
ISO9001 シリーズについての質問です。この度、ISO9001を取得しようかと考えています。 品質マニュアルの中に『適用範囲』という項目があります。 当方は、岡山県で土木工事を営んでいる為、公共工事も請け負っております。 そこで、適用範囲を『土木構造物施工(元請工事に限る)』とうい範囲の限定は出来るのでしょうか? また、審査機関でおすすめの機関があれば教えてください。
660閲覧
おはようございます。 限定付き適用範囲ですか? ずいぶん大昔、わが国のISO導入初期の時代にタイムスリップしたようなお考え、 久しぶりにお聞きしました。施工計画書を必要としない小口の案件まで適用すると、 管理に埋没し、業務負荷で首を絞めてきた施工会社さんの事例を見た上でのご判断ですね? もちろん構いません。取得するにあたっても何も問題はありません。 「品質マネジマントシステム規格の本旨は「顧客志向」、どっちを向くか?という事ですよ」 コンサルタントにもこのような真っ正直な意見を散々聞かされたかと思います、でも無視して下さい。 プライムは重要、それに限定して認証を取る、それで結構です。 逆に言うと認証などもはやナンセンス、ありゃいいんです。必要ならね。 競争入札の条件?そんな事もウワサされた時期もありましたね。全くデマです。 名刺やHPに適用範囲を誇大広告して、すなわち全工事への適用を謳って、 それを指摘される事もありますが、言われたら直せばいい。 こすズルイ会社をたくさん見てきました。でもいいんです。 横並び、右へ倣えの業界、今さら貴社だけ「自己宣言」で「実を取って」 システムだけ構築しても屁のツッパリにもならない。 賢く楽に取ってさっさと作業を済ませてしまいましょう。 適用範囲が狭く軽ければ運用も楽です、全然ダンチです。 きれい事はもう要りません。もう神棚のISOです、免状はさっさと「買いましょう」。 審査機関のオススメは建築業に長けた「MSA」がいいでしょうね、楽勝ですよココ。 しかしコンサルの私がこんな事言っていいのだろうか・・?でも上手に取得して下さい。 p.s. 作業指示書、注文書程度の作業明細でもシステム構築は簡単です。 意外と負荷なんか掛りませんよ。品質記録だって工夫すれば軽くなります。 そういう身の丈に合った提案をしてくれるコンサルさんもたくさんいます。 まあ、そのレベル迄でしたら自前で作った方が圧倒的にいいですが・・。 【注意】 審査機関はコンサルティングは出来ません。やってはいけない規約です。 ただし「つぶやき」を残してくれますが、改善には程遠いものが多いです。 しかも向上できる保証はない。それどころかご自身が現役時代にすら 成し得なかった「G難度」の改革案(理想とも言います)を押し付けたりします。 やや良心的なのは「日本規格協会(JSA)」ですね。知人はたくさんいます。 それよりもISO品質以外も含めた総合的な業務改善提案を継続して やってくれるコンサルタントを探すべきでしょう。
適用範囲を絞るのは、できるできないではなく、貴社の自由です。 また、お勧めの認証機関についてですが、絶対避けなければならないのは、実務に不必要で余計な文書・記録の作成や活動の実施を強いるところです。そんなバカくさいことは一切せず、その組織の業績向上に不可欠な弱点・改善点をあぶり出してくれる認証機関(そして、その審査員)を選択してください。 その具体的な見分け方については、マイブログを参考にしてください。
< 質問に関する求人 >
土木(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る