建築関係の会社をしています。今年の初め頃、うちの社員が急に３ヶ月間 連絡が取れなくなり無断欠勤しておりました ３ヶ月後…

Question

建築関係の会社をしています。今年の初め頃、うちの社員が急に３ヶ月間 連絡が取れなくなり無断欠勤しておりました
３ヶ月後に戻ってきて理由を聞くと会社と自分が取引している会社が自分の事を粗末に扱っているもっと自分を大事に扱って自分の意見を取り入れてほしいのに言う事を聞いてくれなから困らせようと思って無断欠勤したとの事
そんなむちゃくちゃな理由でしたが本人が辞める気はなくまた働きたいとの事で働かせていたのですが、それから３ヶ月くらいして
また同じような理由で怒り出し今度は退職願いと社会保険証が会社に送りつけられてきたので本人に確認したところ辞めると
の事なので退職させました。 しばらくして残業代を払えと連絡がありました うちの会社は現場に直行直帰でタイムカードがないので必ず残業時間を会社に連絡するように服務規定にかいてありましたが彼は連絡もしていませんでした。周に１回提出する日報にも
残業時間は記載されていませんでした。しかし彼は自分の手帳に毎日、残業時間を記入しておりその分を請求してきました
この残業代は支払わなければいけないのでしょうか。また無断欠勤等々が多い問題社員でしたがこれは盾に使えないのでしょうか
上記ののような無断欠勤は４年間に２～３回おこし、取引先とも何度も揉め事を起こす社員でした。私が会社を作った頃からの社員だったので面倒をみてきましたがこんな事になってしまったのでよくわからない残業代は払いたくないのですが払わなければだめでしょうか・・・・
ほかの社員たちは服務規程どおり日報を提出したり電話連絡を毎日しておるので残業代を支払っています

教えてください

Answer 1

私はプロではありませんので、あくまで私見としての意見です。
労働時間を会社は把握する義務がありますが、このケースでは本人から申告がなかったのですから、会社としては今まで残業していたことを知らなかったわけですから、支払えなくてもしかたがなかったといえます。
ただし、交通費の申請とは異なり、報告がなかったから報告があった時点からの適用だとはいえず、残業の事実もなかったということにはなりません。
実際に残業していたのかどうかが問題です。
もしてんぷらなら支払う必要はありません。
が、てんぷらだというのは、会社が証明する必要がありそうです
本人が残業したと称している、証拠とおぼしきメモが客観的にてんぷらだと第三者から見てもわかるのであれば別ですが、そうでなければ会社がてんぷらだと証明できなければ、もし裁判になれば労働者有利に判断されないとは言い切れません。
無断欠勤が多いというのは、労働契約解消のためには有効な事由になりえますが、未払い残業代の問題とは別の問題です。
本人は、労働契約が解約になることに異論はないわけであり、不当解雇だとして復職を求めているわけではありませんから、無断欠勤は戦いの決定的な有利な道具にはなりません。
直行直帰で就業時間を労働者任せにするというのは、ある意味信頼関係が必要であり、管理監督者が同行しないのであれば、所定労働時間を把握するためのなんらかの措置を講じてリスク回避をしておかなければならなかったと思われます。

私はプロではありませんので、労働専門の弁護士に相談なさることをお勧めいたします。