解決済み
社会人から大学教員への転職について社会人になって20年近くが経過しました。土木工学分野で数年前に某大学で博士号も取得しました。これまでの実務経験を生かして、大学教員を目指したいと考えております。 教員募集要項をインターネット等で見ると、論文数、著書、研究費の実績等がポイントのようです。 私の場合、現在のところ、国内での査読論文は5編程度、講演は5回、海外で学会の発表は5回です。また、社会人ですので研究費助成の実績もなく著書もありません。このような実績では教員への道は非常に厳しいと考えておりますがいかがでしょうか。 ちなみに私の恩師にも相談しましたが、会社を退職しないで今の職場にいるべきとの御意見をいただいております。 また、社内では、定期異動も3~4年おきにあり、論文を書ける部署とそうでない部署の差があり、実績を積んでいくのも大変な状況で、年月のみが過ぎていくのを危惧しており、早期にチャレンジしたいと考えています。 教員公募については、実際のところ本命の方が決まっており、ほとんどが出来レースということをよく聞きます。現時点での私の実績を踏まえて、大学教員への可能性についてアドバイスいただければ幸いです。
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>実際のところ本命の方が決まっており、ほとんどが出来レース 自薦よりは他薦、他薦よりはスカウトの世界ですので、あながち根拠のない噂でもないように思われます。 何より質問者さんの恩師が大学関係者であられる方なら、そういう恩師が質問者さんのために推薦状を書かれるどころか企業人にとどまるよう助言されているわけですから、「別に転職でなくてもいいのでは」という意味のご意見には根拠が満ち満ちているものと推測できます。 企業人研究職としては輝かしい実績に違いないです。ただ、教育機関に転じられる限りは学生を教えるというよりは自己の研究をさらに高め深める目的あってこそですので、実績もポイントかもしれませんが、最終的には「専攻テーマ」そのものにかかっているともいえます(このことこそ、本命が決まっているゆえんであってしかるべきです)。 ですので、質問者さんは恩師を訪ねられる限りは「転職の是非」を問われるのでなく、質問者さんの守備範囲に合致する教員を潜在的に求めている大学の照会をお願いされていくことではないでしょうか。恩師からさらに「つて」から「つて」を頼るなどしてでも。 恩師の不安は「待遇面で後退し、なお引っ越し移動を伴うようなリスク性を受け入れることが出来るのかどうか」ということもあると思われますから、少なくとも質問者さんが「出来レースの主役」になるべくお膳立ては必要かと思います。それが不可能でもないなら、質問者さんがいまネックに思われている実績面は二の次でしかなかったという話です・・・
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