アパレル業界に就職している方、もしくは働いていた方に質問です。

Question

アパレル業界に就職している方、もしくは働いていた方に質問です。退職後はどんな職業に転職するのでしょうか？
10代～30代の方が着用するようなアパレルブランドに就職しようかと思っているのですが、

10代をターゲットにしているブランドで30代の方が店員・・・というわけにはいかないですよね。

① 適齢期をすぎた場合はやっぱり退職する方が多いのでしょうか？
また、退職後はどのような職種に就くのでしょうか？

② できるだけ長く同じ場所で働いていたいと思うのですが、
就職し続けることも可能なのでしょうか？

③ また、デザインの資格も取ろうかと思っているのですが、
ショップ店員からデザイナーに・・・ということも可能でしょうか？

④ 服飾系の学校に通っていなくても、デザイン関係の仕事ができる資格を教えてください。

Answer 1

①勤務している会社内に幾つかのブランドがあり
例えば 40代 50代の女性をターゲットとしたブランドがあれば
そのブランドのショップや部署へ異動します。
その人自身に店員以外の仕事が出来る能力があると
評価されれば本社勤務への異動もあります。
勤務している会社においていずれの道も残されていない場合は
自分の年齢に適したブランドを展開している他社へ転職する
または アパレル以外の職へ転職する
販売の能力を活かして派遣の道へ進む 等々になります。

② 只今 申し上げました通り それにつきましては、
本人の資質や能力であったり
その時点において会社側より必要とされているのか
勤務している会社がどの様な組織になっているのか
等々によって 違ってくる事柄になります。

③デザイナーに資格というものはありません。
専門学校でデザインの勉強をしてきました。という学歴を
身につける事は可能です。
資格ではありませんが、デザイナーとして○○賞受賞者と
成れれば資格以上のものを取得出来る事になります。
尚 直接的ではありませんが パターンが出来る事も
デザイナーの能力の一つと考えるならば
パターンメーキング能力を証明出来る資格はあります。
http://www.fashion-edu.jp/pt/pt.html
ショップ店員からデザイナーまたは企画職と言った
洋服を作る方の部署へ異動出来る可能性は
残念ながらほとんどありません。
ただし No.1店員だったりカリスマ店長 と言われる程
素晴らしい売上成績を残せる人材は、お店や会社のターゲットが
今何を求めているのか 求めていないのか 等々
消費者の事を熟知しているからこその結果として
会社側より評価されますので その能力を商品開発に
活かす事により会社の業績アップが期待出来る場合
店員職より企画等の商品開発業務へ異動出来る場合も
あります。どんな店員でも成れるではなく
その人自身の資質や能力が他と著しく違っている事を
販売成績で証明出来た店員・店長のみ
そうした機会が訪れる事は現実的な話になります。

④繰り返しになりますが、アパレルの世界におきまして
デザイン関係の仕事をするのに必要な資格はありません。
専門学校や美系・服飾系大学でデザインの勉強をしてきた人が
デザインや商品企画の部署で働いている割合が高いのは
事実になりますが、③でお伝えしました通り
素晴らしい資質や能力を備えている人ならば
それを販売成績で証明した上で デザインや企画の部署へ
異動して 服飾系の学校へ行ってもいないのに
大活躍している人達が世の中には実際います
例えば・・・店員からブランド責任者になりました
読者モデルからブランドを立ち上げました
彼女達の多くは、服飾系学校も服飾専門学校も出ていません
雑巾すら縫った事がないかもしれません。
社会人となり 社会へ出てから
自らのアパレルに対する非凡な才能を証明出来たことによって
時代の流れにも乗って 運も味方につけて
現在の地位や名誉や収入を手に入れられたことになります。

Answer 2

販売、内勤（管理部門）を別の会社で経験しています。

１．若いうちに退職する人多数。転職の人もいれば結婚する人も多い。
転職後の職種は知りませんが、私は同業種でも異職種を希望して転職しました。

２．正社員なら会社の経営が余程厳しくない限り、長く勤められるはずです。
ただ、配置転換はあるでしょうし、無いと自分が辛いと思います。

３．資格よりも実習の方が大事なので、服飾関係の学校卒でないとまず厳しいかと。
専門で勉強しても販売しかできない人が圧倒的多数。ただ、MDやバイイング、マネージャーなど直接服をデザインして縫製するのではないけれど、商材に権限のある仕事が出来る可能性はあると思います。

10代向けのブランドでも、上限を設けていないことが多いので、30代の販売員はいることもあります。
私の知っている限り、10代後半～のブランドのマネージャーは30代後半でした。販売員の大半は20代で、店長クラスが20代半ば、エリアマネージャーや営業担当などは30代、という感じでしょう。

見た目が厳しければ内勤に異動になるかもしれませんし、暗に退職を促されるかもしれません。
でも離職率の高い職場なので、まじめに実績を残し続ければ、有能ならいろいろと道は残されるはずです。

Answer 3

デザイナーには資格はありませんが、専門学校や服飾の4大辺りを卒業していないと不可能に近いですよ。
狭き門なので、学校を出ていても簡単とはいえませんし、30代の方だと実務経験がないと厳しいでしょうね。

私は企画で現在独立しているのですが、生産管理や商品の管理で採用した人たちはだいたい元販売員です。
やはりターゲットと実年齢の差があると厳しいみたいですね。辞める必要もなかったけど、気持ち的にきつくて退社した感じです。