解決済み
現役の訪問看護師さんに伺います。私は訪問看護ステーションで働きだしたのですが、日々の看護業務が非常に怖いのです。それは病棟で当たり前に行われているダブルチェックがほぼ無い事や、スタンダードプリコーションが全く意識されていない事等が原因です。さらにもっと怖いのは、それについて考える機会を持つことを進言しても、「今まで問題が無かったから」と私の意見を一蹴してしまうことです。 例えばマーゲンチューブ挿入後の栄養注入は、近年の病棟では必ず専門職のダブルチェックが実施条件となっています。でも在宅の現場では、看護師一人の責任で注入する事が日常茶飯事だと職場で教えられました。 これって改善すべき危険な行為だと思うのは自分だけなのでしょうか? もちろん家族がいれば一緒に出来るよう指導をしますが、それでも不十分だと思います。中には「昔はもっと条件が厳しかった」と言われる方もいますが、現代のスタンダードから考えるとより一層の安全策を職場で考えるべきだと思うのです。 皆さんのステーションではこの辺りの事情についてどのようにされているのか、是非教えて頂ければ幸いです。
4,407閲覧
看護師のスタンダードプリコーションについては、訪問看護ステーションであろうが病院であろうが、変わりはないはずですし、知り合いのステーションはちゃんとやっていますよ。ただし、利用者本人や家族にもそれを守ってもらうかどうかは場合によります。 ダブルチェックは例えば、点滴薬剤とかですか?でもステーションは基本的に薬品は扱わないことになっているので、その必要はないはずです。経管栄養の注入を訪問先で看護師2人でダブルチェックということは、2人訪問となり、その分利用者の負担が増えてしまいます。たとえそれをボランティアでひとりが訪問するとしても、その分の時間は他の訪問に回れないため、訪問件数が少なくなり、結局収入減です。また、経管栄養剤は、ご本人やご家族が病院から処方されて持ってきたものか、調剤薬局から配達されたもののはずです。病棟とは状況が異なります。もしも間違えた栄養剤を入れることになるなら、初めから処方が間違えていたということになります。 改善するべきこともあるでしょうが、病院とは状況が異なるのが在宅ではないのでしょうか?同じようにやろうと思うと、結局は利用者負担になってしまったりします。在宅という状況の中で、在宅ならではの“スタンダード”を創りあげると考えたほうがいいでしょう。そのときに病院での知識は役に立ちます。それから、家族に対しては、家族が利用者の療養の管理を自立してできるように援助するのが在宅の看護師の役割のはずです。もともと「ケア」とはそういうのものですよね?思い出してください。看護師と寸分たがわぬように家族にできるように指導するのではありません。看護師の思ったように家族にさせることではありません。家族のやり易いように、家族自身が考えられるようにもっていくのが看護師の技術ですよ。
なるほど:4
< 質問に関する求人 >
看護師(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る