派遣会社の説明会・面接会ってどんなことを するのですか？ 人が多いですか？

Question

派遣会社の説明会・面接会ってどんなことを
するのですか？
人が多いですか？

Answer 1

＞派遣会社の説明会・面接会ってどんなことをするのですか？

登録は、（原則的には）直接、派遣会社の人間と会って行います。
登録時に準備が必要なものは、履歴書、職務経歴書、印鑑などです。
店舗に出向くのが原則ですが、居住地が遠方の場合は、派遣会社が会場を借りて行う「出張登録会」や出張面接など、居住地に近い場所で登録が行える場合もあります。
登録では、さらに「個人情報の収集同意」やあなたの希望する職種、勤務時間、勤務日、通勤範囲などの記載を求められる場合があります。

用意してきた履歴書、職務経歴書をもとに、面接担当者の面接があり、そこで主には職歴（経験職種や退職理由、希望勤務先がある場合は志望動機など）について質問を受けます。
派遣会社が知りたいのは「紹介してもいいだけのスキルがあるか」と「この人は、与えられた仕事を真面目に行い、契約期間を全うしてくれるかどうか」です。
なので「職歴」への質問が重視されることになります。
スキルうんぬんの話は、もう今までの「経験」や「資格」の話なので、そのまま答えるしかありません。
が、後者については要するに「転職回数」や「退職理由」が判断のポイントになってきますので、「転職や退職には明確な目的があった」「正当な理由があった」「決して自分勝手な自己都合退職を繰り返しているのでない」ということが主張できたほうがいいことになります。

また、派遣会社、希望職種によっては「テスト」を受ける場合があります。
ざっくりとした説明ですが、製造系では主に手先の器用さを見るテスト、事務系の場合はＰＣスキルを確認するテストが一般的です。
ただ、実際にそうした希望業務への紹介を派遣会社が行うかどうかの判断基準は、スキルチェックの結果とともに「経験」や「資格」が重視されます。
このとき、労働条件などに疑問があれば、それについて聞いておいた方がいいでしょう。

＞人が多いですか？

派遣会社の規模や開催目的、登録会の進行方法に拠ります。
派遣会社が大手であったり、大量募集の求人案件に関する登録会であれば「大人数」を「一斉に」行うケースが多くなってきます。
登録会の面接時間を個々に予約するような場合は、「大人数」を登録するにしても、「13：00～」や「15：00～」と面接時間をずらして対応するので、「その時に会場にいる人数」としては多くない場合も出てきます。
また、派遣会社の知名度が低い場合は「登録者が少ない」ということもあります。

おせっかいですが、一応その後の説明も書いておきます。

登録終了後、派遣の仕事をスタートする契機は主に2通りです。
一つは、登録した派遣会社が求人媒体（広告、ネット、HPなど）で募集している案件に応募すること。もう一つは、派遣会社からの紹介提案を受けること、となります。
前者のケースでは、まず派遣会社での社内選考を受けて合格する必要があります。
これは、紹介者のスキルや経験が、派遣先への紹介にマッチしているかどうかの確認が行われる、ということです。
そして次に、（また後者のケースのスタートはここからとなりますが、）派遣会社の担当者とともに、実際に派遣先に行って「職場見学」と先方担当者との「顔合わせ」を行い、就業可能かどうかの判断を行います。
そして、この「顔合わせ」で双方ともに問題なしとの判断であれば、指定された日から派遣就業がスタートします。

入社の手続きについては、「就業条件の書面による明示」が派遣会社よりあります。多くの場合、この「就業条件明示書」は署名捺印を行うことで、「雇用契約書」としても取り扱う場合が多いので、必ず控えを保管してください。
恐らくですが、この段階で「運転免許証のコピー」などの身分証明の提出が求められます。
また、雇用保険や社会保険の加入手続きをするために、（ある場合は）前職の「雇用保険被保険者証」や「年金手帳」の準備が。賃金支払いが口座振り込みの場合は、金融機関の口座番号などが必要になります。
また、「扶養控除申告書」の記入や、通勤経路図の作成、守秘義務誓約書への署名捺印などを行い、それらを提出することになります。
さらに、派遣会社によってはこれら以外で必要とされる入社書類の提出を求められる場合もあります。

以上、ご参考になれば幸いです。