教師は公務員であるから、法律的には残業してはならないため、残業代は支払われないが決まりとなっています、 これ、おかしい…

Question

教師は公務員であるから、法律的には残業してはならないため、残業代は支払われないが決まりとなっています、
これ、おかしいと思いませんか。

私の知り合いで朝8時から21時まで毎日勤務します。休日は部活動のため出勤し、ほとんど休みがありません。

別の知り合いで、地方公務員の看護師がいます。
その方は公務員だから残業なし、休日は教師より断然多く、夏季休暇なども教師より多くもらっています。
確実に週休二日制ですし、給与もよく、とてもらくだといっていました。ただ、一歩間違えば命にかかわることですが・・・。

同じ地方公務員でこの差はひどいと思うのですが、私だけでしょうか？
たしかに教師でも楽をしている方がいるかもしれませんが、大半が上記のような状態だと思います。
生徒のために奉仕するボランティア活動は大切だといわれる方もいますが、その気持ちがなければ休日の部活動はしなくてもいいんではないでしょうか。（ひどい言い方ですが、したい人だけすればいい）平日だけすればいいと私は思います。

それか手当てをしっかりとつけるべきではないでしょうか。
教師は精神疾患になりやすいと番組で放送されているのに国はどうして動こうとしないのでしょうか。
法律を変えるのは大変だとか、今はそれどころではないとかそういう理由なのでしょうか。

看護師と教師の違いを知り、あまりにも不平等だと思い、書かせていただきました。
看護師の方は、病院によって待遇が違うと思います。気を悪くされたら申し訳ありません。

Answer 1

教育系の大学から民間に就職し、友人は教育関係者ばかりの者です。
そして私は教育をとても重視している者であることも合わせて申し上げます。

仕事量から考えると、本来残業が必要な仕事量ではありませんでした。
ただし近年は、価値観の多様化に伴い教育も複雑で難しいものになり、仕事が増えているのです。
ですから、他の公務員に比べて多忙となっており、質問者様のおっしゃられるように残業代制にすべきとの意見もあります。
また、都会と田舎、学校の規模でも天と地の差があります。

また、残業代が支払われていないとのことですが、これは訂正が必要で残業の分は予め給与に反映されています。
例えば、クラブ活動をすれば数万円の手当がついているはずで、これが残業代の変わりです。
しかし残念ながら、部員数が1人で週に1回しか活動しないクラブの担任でも、毎週土日に練習や試合があっても同じ金額です。
私の知り合いには、8月は3日間しか学校に行っていない人もいます。
逆に、質問者様のお知り合いの先生以上に多忙な先生も存じています。
教師間でも差が大きいようです。

国が動こうとしない理由ですが、「教師は精神疾患になりやすい」ことと救済を要することは別問題だからです。
その理由を2つ述べます。

１つ目の理由は、間違っていたら申し訳ないのですが、覚悟の上で申し上げます。
「教師は精神疾患になりやすい」は、正確には「教師の休職理由に精神疾患が上位にある」ではないでしょうか？
心理学で精神疾患になるのは「単調な仕事」である場合が多い、鬱病患者の性格に特徴があることなどが挙げられています。
つまり、「教師という仕事」が精神疾患を引き起こしているとは言えず、精神疾患を引き起こしやすい人が「教師」になりたい可能性が高いです。これでは、取り立てて教師を救済すべく動くことはできません。

2つ目の理由は、教師以上に労働環境等を勘案して精神疾患を含めた疾患が危惧される業界や人々が多数いるからです。
8時から21時どころか、8時から翌日3時が毎日続く人もたくさんいます。教師よりも救済を必要としている人々がいますから、当面教師に救済はないでしょう。

また、公務員全体に言えることですが、民間との格差があまりに大きく、今後は民間の給与水準にむしろ引き下げられるでしょう。
失礼ですが、質問者様は現役の教職の方のように思えました。

Answer 2

教師に残業手当てが無いのは公務員だからでは無く、公立学校の教員の給与等に関する特別措置法があるからです。
過去の裁判の判例にもあります。http://www.chikouken.jp/hanrei/57-H1.PDF
本来教師であっても時間外手当は支払われるべきだと思いますし、休日の部活動に顧問として出勤するのがサービス労働となっているのはおかしいと思います。休日の部活動で事故が起こって、顧問が立ち会っていなくて批判されるのは、それがサービス出勤にあたるのに理不尽です。教師の労働をボランティア活動と考えるのは間違いだと思います。
しかし立法府である国会が動かない限りどうしようもありません。

Answer 3

教師に残業代が支払われないのは「公務員だから」では
ありません。
教師以外の公務員は、残業をすると残業代が支払われます。

教師の場合、給与月額の４％を残業分（残業時間に換算
するとおおよそ８時間相当）とみなした「教職調整額」が
一律支給されています。

これは実際の労働時間に対して少額なこと等から、見直しが
検討されています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/031/siryo/07022716/002.htm

※norinori_boatの「奴隷」「生かしてもらってる」等の
暴言については違反報告しました

Answer 4

残業代が含まれないから教師の給料は一般の地方公務員より高いんですよ。それが残業代なのです。

地方公務員だって管理職に就けば給料は大して上がらないくせにどれだけ残業してもサービス残業です。

第一教師の道に進む人はそれを含めて理解した上でなっているはずですよ。