解決済み
税理士試験と就職に関する相談です。家族もいる社会人ですが、理由があった勤めていた会社を退職しました。年齢は35歳ですが、今後の就職を考え、税理士を取得したいと思っています。そこで、どなたか教えて下さい。 ①まず、税理士試験まで時間がないため、簿記論のみに取り組もうと思いますが、数ヶ月しかない短時間でも専門学校へ通った方がいいでしょうか?それとも、約4ヶ月あれば財務諸表論まで受講した方がいいでしょうか?ちなみに、金融関係にいたので、簿記2級までの断片的な知識ならあります。また、簿記論だけにし、簿記2級も併せて勉強し資格取得した方が現実的でしょうか?それとも、本屋で簿記論の本を購入し、今回の試験は独学で取り組んだ方が賢明でしょうか? ②一般的な話ですが、1科目でも合格すれば、税理士事務所などで就職できると聞きます。収入も必要な人間は、実務をこなしながら専門学校か通信で勉強すると聞きますが、税理士になるまでどのような就職をみなさんするのでしょうか?また、もし1科目も受からなかった場合、簿記2級程度で税理士事務所などに就職できるのでしょうか? ③最後に、専門学校へ通う場合、時間とお金にゆとりがあれば、全日制のようなコースを受講するのがベストでしょうか?
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①について 今年の8月の試験では、当然合格を目指されるんですよね?それであれば、専門学校に通った方が良いと思います。今から開講のクラスはないので、1月開講のクラスで過ぎてしまった講義の分は映像補講になるかとは思いますが、今から独学よりは、絶対いいです。簿記論だけであれば、必死に勉強すれば夏の試験に間に合いますよ。 今年は記念受験、来年から本格的な受験をする・・・というのであれば、独学でも良いと思います。 4ヶ月しかないので、財務諸表論と2科目・・・というのはかなり難しいと思います。共倒れになる可能性が高いので、どちらか片方に絞って受験された方が良いと思いますよ。 そこで、受験科目なのですが、たしかに財務諸表論の方が合格率は高いんです。ですが、理論がある科目なので、今から理論と計算の両方をマスターするのは厳しいと思うんですよね。その点、簿記論は計算だけなので、演習量をこなせば十分合格レベルに持って行けると思います。 簿記が受からなくて残ってしまっている人も多いですが、逆に財表が残ってしまっている人も多いですよ。向き不向きがあるので、そこは気にしなくて良いと思います。私も簿記が残ってしまったクチですが、初年度たまたま取り損ねてしまって、税法優先で受験していたので、残ってしまったという感じですし。私のように、残ってしまったというよりは後回しにした・・・という受験生もけっこういますよ。 なので、4ヶ月しかないこと、簿記の知識は2級程度・・・ということを踏まえると、やはり簿記を先に受験されることをお勧めします。 簿記2級については、今年の夏の税理士試験に合格したいのであれば、同時に勉強しない方が良いです。簿記2級の工業簿記は、税理士試験の範囲外ですし、試験の傾向もちがいますから。2級を勉強する時間があるなら、すべて税理士試験の勉強にあてた方が賢明です。もちろん資格は無いより有った方が良いので、受験するのであれば夏の試験終了後から始めたらいかがでしょうか。 ②について 事務所によりますね。3科目必須としている事務所もあれば、簿記2級があれば入れる事務所もあります。それぞれ求めている人員が事務所によって異なりますので、募集要項の応募資格に記載がありますので、ご自身に合ったところも見つかると思いますよ。 ちなみに、参考までに私の受験・職歴を書きますね。 私は大学卒業後、すぐに税理士事務所に就職したのですが、内定を頂いた時は簿記2級(簿財結果待ち)という状態でした。結果、財表だけが合格していました。 今勤めている事務所は2社めなのですが、前事務所では4年半働き、その間に税法を2科目合格し、3科目になったので今の事務所に転職しました。今の事務所は3年めですが、そこで簿記を含め2科目合格し、今は税理士です。 学生の頃の1年(最初の1科目)を除けば、受験専念期間はゼロなので、ずっと働きながら受験したことになります。かかった年数は8年でした。 ③について 全日制でなくても良いと思いますよ。数年受験専念するのであれば、定期も学割がききますし、全日制も良いかと思いますが。 全日制でない場合は3科目受講すれば確か学割がきいたと思います。 どちらの方が合格しやすい・・・ということは全くありませんよ。
なるほど:1
現在、日商1級勉強中のものです(つまり、受験資格もありません)。 まず、受験資格はありますか?金融関係にいた方なら、たぶんありますよね。 受験資格があるなら、2級は工業簿記がムダです。まあ、1か月もあれば十分なできるようなレベルですけど。 それから、税理士5科目で10年かかるのはご存知ですか? 普通の35歳ならよほどの覚悟がない限りアウトだが、金融関係にいた人なら、けっこうなエリートだからまだ大丈夫かもしれませんね。 簿記論よりも、財務諸表論の方が合格率が高いですよ。簿記論10%、財務諸表論20%です。 簿記論は最後の1科目になる人も多いらしいです。私の知り合いの税理士先生も、そうでした。慶応大学商学部卒で10年かかっています。合格後は上場企業の財務取締役ですよ。さすが、エリート。格がちがう。 30歳で初めて、合格した時には40歳過ぎていたそうです。 それでは、もっとレベルが高い方からの回答をお待ちください。 確かに簿財よりも税法の方がはるかに重要です。 みなさん簿記論を後回しにしているのですね。目から鱗です。そういうことだったのか、納得です。 それから、ご指摘の通り、財務諸表論は記述式の試験であり、簿記論は計算のみです。簿記論のみの方が合格しやすいですよね。 大変参考になりました。
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