市役所経験者採用試験について。 ほとんどの市役所では一次試験に一般教養試験がありますが、何割取る必要があるのでしょうか…

Question

市役所経験者採用試験について。
ほとんどの市役所では一次試験に一般教養試験がありますが、何割取る必要があるのでしょうか。

Answer 1

今年２つの市の一次試験に合格した者です。
他の方がおっしゃるとおり、○割取れればOK、というものはありません。

理由は、市によって試験の難易度が違うからです。
私の場合、合格した２市は、比較的簡単な問題を大量に出すところ(60分で120問)と、難しい問題を長時間かけて解くところ(90分で30問)がありました。
前者は時間内に全問完答するのは困難で、隣の受験者は2割程度の問題に手をつけていない状態でした。私は8割は取れているはずです。
一方、後者の場合は誰でも全問に十分時間をかけて解答できるので、１問の失点が命取りになります。首都圏某市では、一次試験は満点以外の全員が不合格でした(本当です)。

また、競争率の高さとマークシート試験の特性を考えると、5-6割で合格というのはありえないでしょう。
5者択一だと、解けない問題は適当にマークを塗れば2割はまぐれで正解です。つまり、解けない問題の全てが0点になるわけではなく、5割解ければ解けない問題のうち10点分が上乗せされて60点になります。
経験者採用の一次試験の競争率は15～30倍程度であり、偏差値で言うとボーダーは70です。これだけハイレベルの戦いになると、5割解ける程度(=60点)で合格できないことは明白でしょう。
難しい試験でも8割程度取れないと勝てないのでは、というのが私の実感です。

Answer 2

一次試験の合格ラインで『６～７割ぐらい取れば一次試験に合格する』とよく言われるのは、あくまでも『だいたいの目安』です。
あなたが受験なさる自治体でその目安が当てはまるかどうかは、正直なところ『実際に受験してみなければ分からない』と思います。

資格試験のように『●点以上の人が全員合格する』訳ではありません。
公務員試験の一次試験は『上位から何名かまでが合格』な訳です。

例えば、あなたが６割取った場合…
あなた以外の多くの人たちが５割程の得点であるならば、あなたは合格します。
逆に、あなた以外の多くの人たちが９～８割の得点であるならば、あなたは残念な結果になります。

合格ラインが何割になるかは誰にもわかりませんので、受験後の一次試験の結果が発表されるまで待つしかないですね。

したがって、『６割と言わず、取れるだけ取ってやる！』という意気込みで頑張ってください。

Answer 3

６割程度が目安だと思いますが、受験者数やそのラインに達した人数などで調整が入るでしょうから、取れるだけ取るつもりで臨まれたほうがよいですよ。