解決済み
ISO9001&HACCP認証取得して、会社の組織改革、経営戦略、増益・増収計画、販売営業強化戦略、生産効率向上化、プロセス工法改善、ロジスティック梱包レス対策、プロジェクト強化、関連法規の遵守(製造物責任方法、食品衛生法、トレーサビリティー法、PL&NL制度、企業の社会的責任制度、個人情報保護法、厚生労働省告示等)等に展開出来ていますか? どこの会社へ審査・査察・調査に行っても、ろくに管理出来ていません。いつも、経営者を叱責して、是正勧告しています。出来の悪い、理解の無い、無気力・無関心の経営者が多くて、審査報告書には厳しく監査所見を記載します。特に、飲料食品会社は一連の食品偽装問題が起きてから、頻繁に厚生労働省から直接指示を受け、飲料食品会社の抜き打ち監査をしていますが、ろくでもない結果が現状です。 出来て当たり前のJIS表示認可、有機JAS認定ですら監視測定できていない飲料食品会社が多いのに、何故見栄まで張ってISOを取得するのか私たち審査員の間では疑問視しています。 JIS表示認可。有機JAS認定、ISO認証取得していても、雪印の集団食中毒による女性死亡事件、不二家の賞味期限改ざん事件、マンナンライフの蒟蒻ゼリー誤飲による死亡事件、ヤクルトの賞味期限切れ商品をわざと納品した事件、加ト吉の賞味期限切れ・期限改ざん事件、石屋製菓の「白い恋人」賞味期限切れ販売事件、船場吉兆のお客の食べ残しを使い回し事件等々、有名企業が事件・事故を起こし、企業の社会的責任制度が問われている。今年の10月をメドにISO26000(CSR:企業の社会的責任制度)の発行を予定しているが、飲料食品会社は今後どう対応していくのか楽しみです。 ISO22000取得したければどうぞ。当然、取得出来れば、ISO9001、HACCP、22000の3つのランニングコストがかかるので、予算・経費を含む運用計画を確り立て、マネジメントシステム運営・維持・改善の稼動で発生する損益・損失回収の推計及び計画策定は怠らないようにして下さい。 このご時世ですからね。ISO返納して自主宣言している会社が増えつつある中、御社は世間に逆行して未だISOにしがみつくんですね。 ちなみに、ISO審査登録機関も2000年頃から合併、倒産が相次いでいます。1991年に日本品質システム審査登録認定学会(現在:JAB財団法人日本適合性認定協会)が設立されてから2009年12月までに102機関も消滅(合併、倒産、JAB認定辞退、JAB認定取り消し)しています。貴社が登録していた審査登録機関が倒産してしまっては、登録証はタダの紙切れになりますからね。審査登録機関をよく調べてから審査を受けることです。 ついでに、日本航空JAL、あいおい損害保険はAGS(RAB認定審査登録機関)で認証登録していたが、AGSは2002年に倒産しました。当然、AGSで認証登録していた企業34,000社は、被害者の会を結成し裁判を起こしています。JALは再度ISO取得することを諦めたので、タダの紙切れとなった登録証とそれまでにかかった費用をドブに捨てたようなものです。あいおい損害保険は別の審査登録機関で再度ISOにチャレンジして取得しましたが、無駄な時間と費用を費やしました。こんな結果にならないよう充分に検討することです。
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