労働基準局へ相談に行こうと思うのですが… 現在、五年前から某ＪＡの葬祭課で働いている者です。

Question

労働基準局へ相談に行こうと思うのですが…

現在、五年前から某ＪＡの葬祭課で働いている者です。

この前、労働組合の会議で６時以降の残業手当を請求できることを知りました。

残業については上司に相談したことがあるのですが、葬儀の課だから仕方ないとか、共済も達成できていないのに、の一点張りでした。

仕事も好きだったし、ご遺族の方を思いながら一生懸命仕事してきたけど、毎回私たちが出している日報や休日出勤届を回覧している総務課や上の人間が許せなくなりました。

請求できるのならば、と、総務の方に過去の分を全部出してほしいと要求したのですが、赤字のために一年分も出すのが難しいとのことでした。

仲のいい職場の人間には、労働局に行くことを打ち明けたのですが、
「今はまだ時期ではない」
「赤字だからみんなやってるし仕方ない」
「合併したから給料が良くなるから我慢しろ」
と言われました。

今まで労働組合も、出てきた意見を改善した試しがないし、職場自体も労働法の権利を放棄してる感じです。

自分も職場に対して大した立場ではないし、赤字でみんな仕方なく残業せざるをえないのは十分理解しているのですが…

労働基準局に相談自体していいものでしょうか？
労働法や農協に対して詳しい方、どうかお導きください。

補足

葬儀の手当ては何件施行しても、一律一万五千円です。

もし労働基準局が来たとしても仕事を辞める気はないし、訴訟を起こす気はありません。

証拠資料は入組当時の就業規則、合併前後の給与明細、20～21年度の日報、21年12月のタイムカードのコピーと給与明細、労働組合の会議で出た意見書です。

Answer 1

＞労働基準局に相談自体していいものでしょうか？

労基法関係であれば、労働局（合併前の労働基準局）ではなく、労働基準監督署ですね。
未払いが確定しているのであれば、過去2年分を賃金を請求することは可能です。
まずはご自身で会社に請求行為をして、期限までに支払いがないのであれば、監督署に指導を求める申告をすることができます。
調査をして違法性が確認できれば是正勧告がでて、会社に是正して報告させるようにします。

問題は未払いでの申告は氏名公表が必要であり、会社も支払う可能性が高いと思いますが、行政指導の対象となるのは、申告したあなたの未払い賃金のみです。
ですから、職場の人間との円滑な関係は崩れず可能性はあります。

匿名での情報監督という手もありますが、これは過去の未払いというよりは、将来の是正を目的としており、調査時期や遡る月数は行政任せとなり、調査の結果報告もありません。
通常は3ヶ月遡って支払うように指導されるケースが多いです。
これは労働条件全般の調査となり、情報提供した人だけが対象となるわけではなく、未払い賃金の対象全部が指導されることになります。

Answer 2

サービス残業ですか？
それはもちろん相談するべきですね。しかし農協に基準局が入り
職場環境は激変するかも知れませんよ。いままでのように少しの時間でも
サボっていれば厳しく注意されますし、最悪あなた方の能率の問題も出てきます。
労働監督局に相談することは自分の首を絞めることにもなりかねないので、
相談するときは会社と名前は伏せて電話で相談した方が良いかもしれませんね

Answer 3

当然請求できますので、すぐに労基に相談しましょう。当然もらうべきものですから、仕事を辞める必要はありません。ただし、請求時効があります（たしか２年？）ので、注意しましょう。私も元ＪA職員も知り合いがいますが、泣き寝入りをする職員もいるみたいですが、職員組合と連携をとり、立ち上がりましょう。

Answer 4

給与の請求が時効が２年ですので、２年前までしか遡れません。
当然労基署に相談することは可能ですし、JAのような組織であれば、役所の監督というのが一番おそろしいはずなので、労基署から指導が入るとなれば、それなりの対応をしてくると思います。
ただ、その一方で、当然のごとく犯人捜しが行われ、いろいろな報復をされるおそれがあるのも悲しいかな現実です。

そのため最後は選択です。最大でも２年分なのだから、１年分でがまんするという選択もありかと思います。また、組合に加入して数の力でそうした圧力に対抗するという方法もあります。ない場合は個人加入できる組合もありますので、連合などに相談してみてはいかがでしょうか。