日商簿記1級を取得後、現在、簿財を予備校で受講中です。 ■簿記論について 1級に合格すれば、簿記論の試験範囲の多くはカバー出来てると思います。 80~90%くらいカバーといった感じでしょうか。ただ、あくまで範囲の話です。 簿記論は、問われる深さがまるで違います。 また、求められる計算速度もまるで違います。 日商1級のように、えーっと、この場合はどうするんだっけ・・・みたいに 考えている暇は全くありません。 本試験は問題と解答用紙合わせて20ページあったりします。 それを2時間で解きます。日商とはまた違った技術が必要です。 基本的には、日商1級レベルの知識を持っているなら、 そこからは、問題演習を繰り返して、自分なりの解法を会得する必要があります。 これが、結構な苦労です。 ですので、「苦労する事なく合格」というのは難しいと思います。 ■財務諸表論について これは、日商簿記1級の会計学が対応するんでしょうけど、 全く別ものと考えた方がいいです。計算と理論に分かれていますが、 計算は、まあ、簿記ともダブルところがあるのでそれほど苦労は無いかもしれません。 しかし、理論は、1からの勉強になると思います。 結構な苦労があると思います。暗記力、理解力、作文力を問われます。 ■トータルで考えると・・・ 簿記1級取得者は、少なくとも簿記2級から、簿財に進んだ人に比べれば、 相当大きなアドバンテージはあります。 授業で分からないとかついて行けないということは全くありません。 しかし、気を抜いていると、だいたい半年くらいで追いつかれてしまいます。 1級というのは、そのくらいのアドバンテージだと思います。 気を抜かず、アドバンテージを活かして、常に、授業より先を行くつもりで、 予習、復習、問題演習をこなしていけば、そのまま合格できる可能性は 高いと思います。 イメージ、つかんでいただければ幸いです。
1級の知識があれば計算は問題ないとは思います。ただ、財表に関しては、理論があるのでそれを理解しなければいけません。 余裕はどうかは分かりませんが、それでも初めて受験をする人よりも圧倒的に有利かとは思いますし、うまく計画を立てれば順調に進められるとは思いますよ
日商1級取得後、税理士試験を受験してます。 結論から言うと合格率はほぼ同じですが、簿記論・財務諸表論に関しては範囲も広く 一筋縄では行きません。 ただ会計科目と言う点では同じなので、できれば簿・財務諸表論とも一緒に勉強して 行けば合格レベルに達すると思います。 社会人の方なら簿だけ、専念の方なら2科目狙えると思います。 必ず大手予備校には通いましょう。
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