以前は、大学院を二つ修了して修士号を取得すると税理士試験が免除になり、税理士になることができました。

Question

以前は、大学院を二つ修了して修士号を取得すると税理士試験が免除になり、税理士になることができました。実際にこの方法で税理士になった人を知っています（自宅の一部を事務所にして税理士事務所を経営していますが、税理士としての能力は低い）。
しかし、今はその修士号取得の裏技はなくなりました。

◉質問ですが、親が税理士で税理士事務所を経営していて、クライアントも多くいて事務所の経営状態はとても良いとします。これは親が税理士として有能なことと、クライアントを獲得する能力も高かったのが理由と思います。
その親には20代後半の息子がいて（2浪して大東亜帝国の経済学部卒）、兄弟がいないため、税理士になってどうしても事務所を継がなければいけません、
しかし地頭が良くなく、日商簿記検定2級も3回目で合格で、税理士の科目合格はいまだに一つもありません。

このような場合、税理士になる方法はありますか？

Answer 1

税理士になる方法なんてないと思います。

事務所を存続させるなら、
〇〇事務センターとかの名称で表向きは資格の要らない記帳事務を請け負って、申告書作成(署名だけになるとは思いますが)は税理士資格を持つ人に外注して事務屋として存続するしかないでしょうね。

Answer 2

仮に裏技で税理士になれたとしてクライアントがそのまま何も言わずについてくるのでしょうか？

多分先代の税理士先生の能力だったり、魅力的な人柄に皆さんついてきているだけであって、その税理士先生が居なくなったら蜘蛛の子を散らすように去っていくでしょう。

偉大な税理士事務所が能力の低い身内の税理士に変わった途端に客が大幅に減る、なんてよくあることですし。

先代が築き上げたたくさんのクライアントは財産ですのでそのまま手放すのは惜しい、どうしても息子に継がせたいという気持ちは分かりますが、世の中の色々な事務所を見ていると税理士事務所の事業継承はとても難しいと思いますよ。

Answer 3

しかし地頭が良くなく、日商簿記検定2級も3回目で合格で、税理士の科目合格はいまだに一つもありません。

このような場合、税理士になる方法はありますか？

→ありません。現行制度では最低でも会計、税法でそれぞれ1科目は合格する必要がある。
そうでなければ税務署職員として20年ほど勤務する必要があったり、大学教授として税法の教鞭を執っているなどの特殊な事情が必要。

Answer 4

税理士にはなれないから、税理士の女と結婚する。