兄が"ベルモニー"への転職を考えています。 兄は勤務先の業績悪化で解雇となり、現在無職です。 年齢は30歳です。

Question

兄が"ベルモニー"への転職を考えています。
兄は勤務先の業績悪化で解雇となり、現在無職です。
年齢は30歳です。そこでお聞きしたいのは、
”ベルモニー”と言う会社はどういう会社なのでしょうか？
業務内容というより、評判についてお伺いしたいのですが…。

それと、結婚式や葬儀に関してのお金の積立をお勧めする
業務内容だそうですが、家族は加入して当然、と言う
雰囲気になるのでしょうか？

そして、加入となった場合、こちらにどのようなメリットがあるの
でしょうか？企業ページで確認しましたがただの貯金と大差なく
感じましたが・・・

噂や、働かれている方、どんな些細な事でも良いのでご回答
よろしくお願い致します。

Answer 1

近しい知人が働いていたので、聞いたことをお話します。
おそらく、店舗を任すという形での雇用だと思われます。斎場などにある常駐所に詰めて冠婚葬祭の葬祭の機会を待つ、という形が主だと思われます。
経営自体はとんでもないノルマを課したりダマシ営業というわけではありませんので、特殊ではありますが健全な職種だと思います。
売る商品の内容とは、おっしゃるように貯金という概念があてはまるかもしれません。毎月積み立てていって、何か事があったときに、その積み立てをあてがう（葬祭は誰にでも一度はあるという考え方に基づいた備えた積み立てです。）ものです。
積み立てを行うことで会員となり、いざ冠婚葬祭となったときにかなり割安でそのサービスを受けることができるのです。

営業の色も強い部分があります。規模が大きくなると、自身で営業を行うにも限界があるので、営業員を雇うことになります。
営業員はほとんどパートの女性で、完全歩合でその事業所の所長が雇うことになります。女性であるという理由は保険の営業と同じ理由でしょう。ただ、事業所ごとに雇用するといっても赤字が全てその所長に被さってくるというわけではないらしく、親元から補填があるそうです。どの程度までかはわかりませんが・・・
営業でなにをするかと言うと、冠婚葬祭ベルモニーなので葬式だけではなく結婚式なども扱っているそうです。ただ、やはり葬式がメインということもあり、そういった仕事をとってくるのは難しいようですが。葬儀の営業は病院などに行うそうです。

で、最も重要な作業である葬儀のお仕事ですが、これはかなり大変です。遺体を直接扱う作業がこの職種の最も特徴的な作業だと思われます。葬儀の前に、話題になった映画「おくりびと」のような作業があります。このとき、全ての種類の遺体を扱うことになります。入院や介護の果てに亡くなった遺体の他に、変死だが事件性のない遺体なども扱わなければなりません。
その知人が言うには、孤独死して数週間たったあとの遺体なども扱ったことがあるそうです。かなり傷んで筆舌しがたいものだそうです。彼はそれに耐えきれず転職してしまいました。
また、いつ葬儀が起こるかわからないため、常駐所（斎場）に泊りがけということもあるそうです。これも霊的なものを信じる人にとっては怖いものらしく、夜中の物音とか気になってしょうがないらしいです。

さて、収入に関してですが、バラつきはあるでしょうが、これは平均的なサラリーマン以上と考えてみてもいいと思います。
冠婚葬祭のサービスはもともと高いものですから、実入りも十分あるのでしょうね。

裏話ですが、営業の女性と親しい関係になることが多いらしいです。
多いところでは営業所一つにつき十人近くも雇い、それぞれにテリトリーを与えるというやり方なので、なるべくいい所を任せてくれるように色仕掛けで迫ってくる女性が多いそうです。
事務所に詰めているとき、深夜にトントンと戸を叩く音が聞こえ、ビクビクしながらも返答したらお色気むんむんの格好で迫られたというのが何回かあったそうです。