やはり労働問題において、労働者が経営者を訴えた場合、経営者の弁護すると言う事はすごく難しいのでしょうか？

Question

やはり労働問題において、労働者が経営者を訴えた場合、経営者の弁護すると言う事はすごく難しいのでしょうか？日本の法律は弱者の味方のように作られているような気がします。だから労働問題で裁判になっても、よほどのことがない限り、経営者は不利なのでしょうか？

Answer 1

裁判では、ふだん不利な労働者も経営者と対等に扱われるので、労働者有利にみえるだけです。一方的に主張してもそれに対する証拠がないと、裁判も取り上げてくれません。そうやってこれまでつみかさなった労働裁判で判示された蓄積があります。

そういった判例を取り入れてする会社経営者であれば、万全を期すというのは言い過ぎかもしれませんが、対応する労務管理手段は普段から取り組めます。

もっとも訴えられてから取り組むのでは遅すぎますし、組織が大きくなると経営者の目のとどかない暴走上司がでてこないとも限りませんので、そういった限界はあるでしょう。

Answer 2

難しいというより、「訴える」という時点でそれなりに根拠があるということでしょう。つまり、その根拠を崩すことが難しければ不利になるでしょう。これは労働問題に限らないかと

法律は立ち位置とか見方で解釈が変わります。自分が不利になる案件だと、相手(例えばあなたのいう弱者)に都合良く作られているように見えるということでしょう。