解決済み
昇給について質問です。 今年で入社して4年目になります。 基本給とみなし残業があり、 今年度から、みなし残業の時間を減らして その金額を基本給に上乗せするようになりました。(例:基本給20万 みなし2万 ↓ 基本給21万500円 みなし1万) その際に、今年度と以前のそれぞれの基本給+みなしの合計を引くと、500円が今年度からプラスで基本給に加わっていることが分かりました。 昇給の月でもあった為、自分としては500円が昇給かと思い、上司に相談したところ、基本給が1万500円上がっているからそれが昇給だと言われました。 基本給が上がってボーナスも上がり、残業代も出やすくなったのは確かですが、昇給は500円なのか1万500円なのかが気になった為、質問しました。 詳しい方いらっしゃいましたらお教えください。
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企業の人事担当者です。 みなし残業手当(固定残業代)とは、実際の労働時間にかかわらず、一定時間分の残業代が固定給のなかにあらかじめ含まれている残業代のことですから、昇給は固定給が上がったかどうかで判断しますので、 基本給20万+みなし2万=給与総支給22万円 基本給21万500円+みなし1万=給与総支給22万500円 でしたら、昇給は500円です。 通勤手当や家族手当、住宅手当など個人の事情により就業規則にもとづき金額が違ったり、基準を満たさないと貰えなかったりするものは昇給の算定額から除外します。 もし、基本給が上がった分が昇給だという理屈が通るなら、 基本給20万+みなし2万=給与総支給22万円 基本給21万500円+みなし5千円=給与総支給21万5500円 も昇給になってしまいますが、固定給の総支給が減っていますので昇給とはいいません。 ただ、仮に1ヶ月の所定労働時間が160時間(1日8時間×20日勤務)とします。 この場合の時給は、 昨年は、20万円÷160時間=1,250円 残業代を計算する際の25%増賃金は1,250円×1.25=1,563円 今年は、21万500円÷160時間=1,316円 残業代を計算する際の25%増賃金は1,316円×1.25=1,645円 上記の通り、時給単価も上がっていますし、固定給の総支給が減った分でもないですし、質問者さんの会社の就業規則はどのようになっているかわかりませんが、会社によっては、基本給をもとに賞与や退職金などを計算したりしますので、社員にとって不利益のない内訳変更であり、気にされる必要はないかと思います。
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