会社役員の出・退勤時間について質問させてください。 現在、20名程度の小さい会社で働いている者です。

Question

会社役員の出・退勤時間について質問させてください。

現在、20名程度の小さい会社で働いている者です。よくある一族経営で、社長夫婦と息子が役員として在籍していて、社長の奥様が部長、息子が常務という役職になっています。
就業規則を確認したんですが、業務時間が9〜12時、13〜18時、休憩が12〜13時となっており、一般的な会社と同じように思えます。

その中で社長の奥様(部長)の出勤する時間がマチマチで午前中1時間遅れてきたり、酷いときは午後から出勤するときもあります。
さらに終業時間前に帰ることもあります。

就業規則に則って働いている者として疑問を感じてしまったのですが、私がおかしいんでしょうか？
詳しい方がいらっしゃいましたら、回答よろしくお願いします。

※勤怠は打刻制でタイムカードを押しています。
ただ、社長、部長のみタイムカードが存在しない状況です。

Answer 1

社長夫人の勤務状況の正当性については他の方の回答の通り「管理監督者だから制約を受けない」という論点でも「役員なのだからそもそも就業規則が適用されない」という論点でも説明可能です。

>就業規則に則って働いている者として疑問を感じてしまったのですが、私がおかしいんでしょうか？

についてはおかしくはありません。疑問に思ったことを調べたり質問したりして知識を得るのは良いことです。

Answer 2

社長夫人は管理監督者でしょうから「出社退社等について厳格な制限を受けない」立場にあります。
遅刻や早退自体は問題視されません。ただし「管理監督者としての職責」を果たしているかどうかは問題となります。まあおそらく果たしていないでしょう。

管理監督者とは：
https://www.konishilaw.jp/column/9752/

では従業員がそこを突いて何か働きかけられるのか？小さな会社では実際できません。辞める時に相討ち覚悟で特攻するくらいでしょうか。

Answer 3

管理監督者として、会社の経営に口出し出来て、フルに残業したとしてもそれ以上の報酬が支払われているようであれば、労働時間の制約は受けません。

Answer 4

従業員は会社経営がうまくいかなくても責任ないでしょ？
経営陣には責任が付いて回ります。
会社がうまく回っていれば経営者なんてそんなもんですよ。