会社の労働組合で面倒ごとになりました。 春闘に際しての集会(強制参加)で意見を述べたところ、専従の役員を中心に個人的に…

Question

会社の労働組合で面倒ごとになりました。

春闘に際しての集会(強制参加)で意見を述べたところ、専従の役員を中心に個人的に弾糾されて、嫌がらせのようなことをされています。経緯としては組合の方針がベアよりも、家族手当、とくに子供に対する手当の増額に注力して進めている点に不満を感じ、

・子供を交渉のダシに使うのは下品だ。

・そもそも、結婚(専業主婦)や子供にお金がかかることくらい普通にわかる話。それで、子供を作るだけ作っておいてお金がかかるから、会社に手当を増額しろって感情論であって論理的ではない。

・結婚しない選択もあれば、子供を作らない選択もある。
自分の意思で選択をしておいて、そこだけ手当増やせはあまりにも図々しいし、そこだけ優先して要求するのはおかしい。

という内容の意見を述べました。

聞く人からすれば、辛辣な意見だとは自覚していましたが、事実として社員の扶養に入っている妻や子供が会社の業績の為に何か仕事をしている訳ではなく、
基本的には社員が平等に恩恵を受けるような交渉をすべきだと言いました。

要するに、全社員平等に恩恵をうけるベアに力を入れるべきだと思い意見しました。

しかし、私の意見が気に食わなかった人が組合の専従役員をはじめ何名かいたらしく、

後日、呼び出されて、
「あの発言はどういうことだ？聞き捨てならない。士気が下がる。和が乱れる」などと言われ、ぐちぐちと言われたので

「意見を出してくれと言って、終業後にほぼ強制で集めておいて、いざ意見を出して、その意見が気に食わなければ、
お前けしからんとこうして詰めるのは、ただの言論統制。言論の自由の侵害だ。
それをけしからん、撤回しろと言うなら、しても良いが、その代わり、金輪際、もっと意見を出して欲しいとか言ってくないで欲しいし、集会に参加を強制してくるな。」

と捨て台詞を吐いて、その場は終わったのですが、

それ以降、組合の専従メンバーの差し金なのか、嫌がらせを受けています。

無視に始まり、結婚できない男などと嫌味を聞こえるように言われたり、私に雑用を押し付けてきたり、
挙句には人事部に頼んで私を転勤させようとしているようで、人事に何があったのかと、ヒヤリングまでされました。

これで私が辞めたら、彼らの思う壺ですし、淡々としているつもりなのですが、実害を被るのなら、警察沙汰にしたり訴えてでも、降りかかる火の粉を払うつもりです。

こういう経験をされた方や、何かアドバイスなどあれば、教えてください。

Answer 1

ちょっと状況は違いますが…
前の会社で、休みは月に2、3日、休日出勤を含めた時間外時間は200時間を超えていました。そんな事務所ですが、組織としては全国規模の名の知れた会社だったので、組合組織があり、入社2年目にして末端の支部役員になりました。
そして月に１回、県庁がある市の支店に集まって会議をするのですが、
・私の置かれた労働環境は異常かつ違法
・他の先輩たちも同じような状況
・組合として、どうにかしてほしい。他の支店でもそうだと言うなら、全国区で改善をすべき。
・ウチの事務所の出勤簿は、月末に課長が指示した残業時間を適当に割り振って一斉に書く。だから組合の巡回点検は事前通知なしでやるべき。なあなあでやっているから改善されない。
・今日、ここに来ている時間、自分の仕事がたまり、残業になる。もし組合として是正する気も守る気もないのなら、私は次回から来ないが、どうだろう？
と、支部の三役と他の役員がいる中で、啖呵を切りました。その場は、まあまあと言うだけで歯切れの悪い回答しかありませんでしたが、後日、支店の総務課長に「そういうことをはっきり言うのはよくない。みんな我慢して頑張っているのだから云々」と説教されました。

それ以その会社にいる意味がわからず、組合と総務課長を敵に回して丸2年で辞めまし。
就業規則で辞めるときは1ヶ月前にとなっていたのでそうしましたが、この総務課長からは、少なくとも3ヶ月前に言うのが社会人としての常識云々とまた説教されたので、「じゃあこういう過重労働状態で働いたり、わかっていても会社や組合が見て見ぬふりするのも、社会人の常識だったんですね」と最後までバトりました。

Answer 2

だったら賛同者を集め会社の組合を脱退し新たに第2組合をつくることもできます。

労働組合は二人からつくることができます。

労働組合がなければ会社の一方的な労働条件になってしまい従業員が会社に話あいの申し入れをして会社が拒否しても法的におとがめはありません。
そうなれば、会社がブラック企業になってしまいます。労働組合が機能しなくなったり解散しブラック企業になってしまった例はよくあります。

しかし労働組合をつくると状況は一変します。労働組合をつくると会社と対等に話あいが出来る権利、団体交渉権（憲法２８条労働３権）が得られ団体交渉は正当な理由なく拒否できません。拒否したら禁固刑を含む厳しい罰則があります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=wM1yvU6pe_A&sns=em

最近は労働組合をつくるきっかけとして個人加盟労働組合もありますし、労働組合をつくると就業規則より効力の強い労働協約を締結できます。

法規の効力の順番に憲法＞法令＞労働協約＞就業規則＞労働契約＞業務命令になります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=qYkSA_d32PI&sns=em

労働組合をつくることにより会社から妨害行為や団体交渉がこじれたりしても労働委員会という機関に不当労働行為の救済申し立てができます。http://www.youtube.com/watch?v=KyyZrYLYuvk&sns=em

詳しくはネットで全労連労働相談ホットラインと検索してフリーダイヤルで電話相談してください！