兼業をした場合の残業代についてです。 ①A社 アルバイト 週3日 8時間勤務 ②B社 アルバイト 週2日 7時間…

Question

兼業をした場合の残業代についてです。

①A社 アルバイト 週3日 8時間勤務
②B社 アルバイト 週2日 7時間勤務

それぞれ違う曜日に働くので1日に2社で働くことはありません。残業をしなければ合計しても週40時間以内なのですが、もしもA社あるいはB社で残業が発生した場合の残業代は、発生した会社がそれぞれ支払うのでしょうか？

Answer 1

原則は、後から契約した企業が支払う事になりますが、状況により異なります。
副業に関して、企業は他の業務を兼業しているかを確認した上で契約を結ぶ事が求められるからですね。

Aで合計24時間、Bで14＝38時間
Aで残業3時間、Bで残業3時間とした場合、
→Aは週40時間を超えた1時間分、Bは3時間が残業となります。

しかし、単独で計算すれば両社40時間を超えていないことになりますので、当然支払いたくはありません。

なので兼業や副業に関する就業規則などが定められてます。
A社で週5日8時間として副業がOKだとした場合で、B社同様副業OKで週2回5時間の副業をした場合は、B社は週10時間全て割増となります。

いずれにしても、トラブルになる可能性が高いと思われます。
副業規定の確認、後から副業する企業への報告は必須でしっかりと取り決めをする必要があります。

長々書きましたが、現実はどちらも払わないと思います。
そんな法律守りませんし、現在は副業推奨の流れもある中現行法が実態にそぐわない部分もあります。

なので、副業合わせて週40時間は考えなくて良いとも思います。