解決済み
木造の戸建て住宅の施工管理へ転職を考えています。 現在は地場ゼネコンで請負金額5億円程度の中規模建築物の施工管理を行っています。(立場は次席クラス)そこで質問なのですが、戸建て住宅の求人票を見たら年間の担当棟数が1人当たり20棟〜30棟程度(多い人で50棟)となっているものが多いのですが、1人でそんなに多くの物件を管理できるものなのでしょうか? 現在の仕事量から考えるとできる気がしないんですけど、規模が小さいからできるのか、それともほとんど職人任せにしているからできるのか想像がつきません。 もし、職人任せにしているのだとしたら戸建て住宅の施工管理の人は現場で何をしているのでしょうか?
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まず一般住宅の施工管理というのはほとんど現場へ常駐するどころかほとんど行くこともありません。 その時に入る業者に頼んで写真を送ってもらい、それぞれの進捗状況に応じて材料を手配したりするわけです。 ハウスメーカーの勝手を分かってる職人であれば「サッシュ終わったから額縁いいよ」みたいな感じで教えてくれたりしますしね。 ただ、ハウスメーカーの施工管理で大変なのは半分営業に足を突っ込む というところにあります。 先程ほとんど現場には行かない と言いましたが、流石に上棟や外壁の納まり確認など、節目節目で現場巡回することは当然あります。 その中でお客さんから直接コンセントを増やしたい トイレのグレードを上げたい 等と要望を言われるわけです。 仕事を取ってくるのは営業の仕事ですが、客からの要望も営業に行くとは限りません。 担当しているのが1現場なら整理もできますし、何とでもなりますが、それが20現場とかになるとできる人でもミスや相違が生まれ、竣工後に「ここはこうしてって言ったのに」とか「このクロスは変更でお願いしていたはず」などと言われる原因になるわけです。 物事を多数の現場ごとにしっかりと整理して次々にこなしていくという大規模建築にはないスキルが求められます。 職人からの質問も一気に何現場分も対応しなければなりません。 私の同級生は以上の理由から大手ハウスメーカーから大規模建築へと移りました。 自分の人生ですからよくお考えになり、最適な職に就かれますことをお祈りしています。
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