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楽器の講師の方でグループレッスンをした経験のある方にお伺いします。 個々の差がありすぎる場合、どうやって対応すれば良いのでしょうか?中学吹奏楽部のコーチです。全体ではなく、自分の楽器のみ教えに行っています。私自身に吹奏楽経験はなく(もちろんソロやオケの勉強はしました)勉強中ですが、中学生たちは若くて元気もやる気もあるので、教えれば教えた分以上に上達してくれるので楽しんでやっていました。 それが今年の一年生(1名)が全く上達しなくて、先輩(1名)も先生もお手上げ状態です。 4月に始めてまだ音階どころかロングトーンもできません。というか先輩の「次は○調の音階です。」にパッと反応すること無く、"わからない"などと慌てることもせず、ボーッとしている感じです。8月までは一年生(コンクール不参加)とは別々で練習することが多かったので、今になってこの状態に気づいた感じです。 月に2回しか行かないのでできることは限られています。この子に合わせると先輩の指導ができず、先輩に合わせればこの子は構えてるだけで時間が過ぎます。 なんせ計2名なのでごまかしもきかないです。 この場合どの様に指導したら良いのか、アイディアやアドバイスを頂きたく思います。
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中学生吹奏楽部のグループレッスンも、いわゆる非定型発達の子供達に楽器を教えるような取組みもした事がありますが、どちらにせよ「楽器や音楽に興味を持たない子は持たない」です。本人にそんなつもりはないんでしょうけど。 興味関心がある子は放っておいてもある程度勝手に伸びます。興味関心が無い子はもちろん練習しないし、こちらの指導も上の空。隙あらば呆然。何で楽器やってんの?ともそりゃ正直思う事はあります。 じゃあどうするかって言うと、「私(講師)を好きになってもらう」しかないかなって思ってます。まずは「私といる時間=楽しい」って思ってもらえないと話にならないし、話を聞いてもらえない。 なので練習量より会話量を増やしましたし、遊びを増やしました。割と「好き」と認知した人の話は聴くし、遊びの中では出来得る限り音楽的な成長に繋がるような事を考えてました。幼稚園児を教える感覚に近いですかね。 パッと反応しない、パッと理解出来ずにボーッとするなら、ちゃんと目を合わせてから話し掛ける。理解出来る言葉を探す。理解出来る実演をする。その空気感は明るいほうが良い。先輩にも協力してもらう。それを先輩にも普段からやってもらう。 すると段々、参加率も滞在時間も練習量も右肩上がりし始めます。無論この上昇幅は一般的な子に比べて微々たるものではあります。が、何より「楽しそうにしてる」時間が増えるんですよね。私はそれが嬉しいんですよ。 講師にとっては「生徒の楽器の上達」がある種のKPIになっちゃいます。それは仕方無い。でも生徒にとっては「楽しい時間」こそが重要なんだと思います。それが人生の土台になる。たぶん。1〜2年後に化けてる可能性もあるし、実際そういう子もいました。 先生も先輩もお手上げだと言うなら状況状態は把握してるんでしょうし、急激に人格が変わって練習に取り組むようになるなんてあり得ないですんで、まずは「目が合うタイミングが増えた」とか「楽譜を開いてる時間が増えた」とか、その辺から「先生や先輩と一緒に」目指すべきかとは思います。 で、先輩のほうのフォローですが、課題と指示を増やします。あとは「指導者の目線、聴き方、考え方」を教えます。そうする事で日常的な後輩への接し方が変わればベターです。グループレッスン時には基礎練習を1から振り返ろうって事で、「みんなで同じ事をやる」時間を作るのも良いですね。
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