障害厚生年金ってなんかおかしくないですか? たとえば以下のケースですが ケース1

Question

障害厚生年金ってなんかおかしくないですか?
たとえば以下のケースですが
ケース1学生時代(厚生年金は払っていない)にいじめが原因でうつ病になった→精神科を受診→その後体調がよくなり→就職→就職後パワハラを受け再度うつ病に→初診は学生時代なので厚生年金の対象外。
ケース2
学生時代は特に病気もせず就職→就職後パワハラでうつ病に→初診は厚生年金を払ってる時なので厚生年金の対象になる

これおかしくないですか?なんで学生時代が初診かかそうじゃないかの違いだけなのにケース1の場合は厚生年金対象外なのか
制度だからと言えばそうですが倫理的におかしくないですか?

Answer 1

20歳前は厚生年金に加入している人を除き年金納付していないですから。

成人してから知的障害と診断された人の場合は厚生年金加入中に初診日があったとしても
本来の初診日は出生日となり障害認定日は20歳となります。

障害年金は年金の納付要件がかなり重要です。
老齢年金は支給されないだろうと未納にしておかないこと。
事故や怪我をして障害を負っても未納だと寝たきりでも請求できない場合があります。

また厚生年金3級は基礎年金がありませんから基礎年金2級より支給額が少ないです。

Answer 2

ケース１で寛解(うつ病で完治は有り得ません)宣言が医師から出た場合初診日のリセットがあるかもしれませんが・・・。
残念ながら制度以前に倫理的や医学的にケース２と比べるのは違いますね。

Answer 3

1のケースでも社会的治癒が認められれば
初診日はリセットされますね。

Answer 4

ケース１の場合、再診をした時に完治したとされているかどうかに拠ります。
体調が良くなった＝治ったとはみなされません。
治ったとされるのは社会的治癒として認められた場合です。
社会的治癒が認められない場合、病気が継続中とされるからです。
これはある程度不正を正す意味合いかと思います。