会社の経営者はいかに人件費を抑えて利益を出すかで四苦八苦しているのですか？

Question

会社の経営者はいかに人件費を抑えて利益を出すかで四苦八苦しているのですか？

補足

ということは人に雇われていては豊かにはなれませんね？

Answer 1

優先順位としては、人件費を抑えることを考える前に、まずはいかに売上を伸ばして利益を出すかを考えるはずです。
で、売上の伸びが見込めない場合に、いかに諸経費を抑えて利益を出すか（または赤字を圧縮するか）を考えます。

この諸経費の中に、人件費が含まれます。が、人件費は経費の一部でしかなく、ほかにも削りやすい経費はたくさんありますから、通常であれば法律でガチガチにしばられている人件費に手をつける前に、削りやすい経費を削ることから始めます。仕入れ値を値切ったり、タクシー券の支給をやめたり、ってのが、こうした経費削減です。

それをやり尽くしてもまだ足りない場合に、人件費削減に着手する場合もあります。

人に雇われていては豊かになれないかどうかについては、なにをもって「豊か」と感じるかの違いだと思います。単純にたくさんお金を貰っていれば「豊か」だと感じる人は、他人に雇われているほうがいいのかもしれないですよ。誰かが元のお金を用意してくれて、誰かが売上を作るシステムを回しててくれる。そこから分け前を貰うだけですから。ちなみに株式公開している会社であれば、社長でも雇われている身分です。

人を雇う立場になると、お金がどんどん減っていくリスクを負います。ので、必ずしも経済的に「豊か」になるわけではないです。が、金銭的なものではなくもっと別の部分に「豊か」さを感じる人であれば、人を雇うことで「豊か」になることはできると思います。

Answer 2

勿論です。会社は利益を出すのが目的ですから。

しかし、サービス業においては別かもしれません。

スタッフが少ない店に沢山のお客様を入れると、お客様への対応が遅れたり、オーダーのミスが出たりしがちです。

スタッフをしっかり揃えて、お客様へのサービス向上を目指す店にはリピーターが増えるでしょう。

利益を得る為に『人件費削減』『値上げ』など、マイナスな方向に動く店は、悪循環に陥り、利益もﾌﾟﾗﾏｲ0くらいになるらしいですよ