だって、 市議会議員って、「職業」じゃありませんから。 さまざまな職業や立場の人々を代表して、 声を届ける役割を担っています。 自営業の人が、 自営業の人々の声を市に届けたいと思って市議になる。 農業の人が、 農家の声を市に届けたいと思って市議になる。 とても自然なことです。 そうして、 市の商工業の発展のためにどんな施策に取り組むべきか 市の農業の発展のためにどんな施策に取り組むべきか、 市議会で議論するのです。 市の方は、 市民の代表である市議会議員に教えてもらわないと、 気づかないことがたくさんあります。 市議会議員になるような自営業者や農家は、 だいたい世話好きな人で、 地域の人々の悩み事を普段から聞かされています。 そういう人々は、 地域の声を市に届けるには議員になるしかないと 覚悟を決めて、選挙に出ます。 当選して議員になると、 市議に話を聞いてほしいという人がたくさん現れます。 市議は、そういう人々の話を聞いた後、 別の利害関係者の話を聞きに行き、 問題点を整理し、 何をどう市に訴えればよいか検討し、 他市の事例を調べ、関連する法律を勉強し、 …などとやるべきことは無数にあります。 あなたが思うほど、 市議会議員はヒマではないのです。 本業が忙しい人は、本当に大変です。 寝る間もないくらい頑張っていますよ。 議会の定例会は、おおむね年4回ぐらいで、 1回の会期が2週間ぐらい。 (閉会中審査や臨時議会や視察研修もあります) そこだけ見ると、 議員の仕事は比較的ヒマに見えるかもしれませんが、 議員としての活動は、365日休みなしなんです。
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