①四年制大学と専門学校、一概にどちらが良いとは言えません。 四年制の大学ならば、メディア系の企業に人気があるのは 日大芸術学部・映画学科、早稲田大学(文系)などです。 東放学園という専門学校は、TBS系列の学校です。 芦澤明子(1951生)さんという、日本で最も優秀な女性のキャメラマンは 青山学院大学卒業で、大学時代には既に自主映画の制作をしていました。 卒業後はピンク映画(成人向映画)の制作や、テレビCMの制作などを経て 劇場映画の道へ進んでいます。現在は日本映画撮影監督協会(J.S.C)の 理事の一人でもあります。 なぜこんな話をするのかと言うと、行く学校自体は実は余り関係なく 本人次第だからです。映画業界で成功を収めている人と言うのは、必ずと 言っていい程、学生時代に映画を自主制作しています。学校が教える事を いくらきちんとやっていても、それだけでは中々上の方には行けません。 ドラマ仕立ての映画が難しければ、ドキュメンタリーでも良いと思います。 最初は映画関連の専門書を読むと良いと思います。質問者さんの場合は、 撮影がやりたいという具体的な目標があるので、撮影技術書は読むべき とは思いますが、いきなりはハードルが高いので映画制作全般について 書かれた著書の方が良いと思います。玄光社のMOOKあたりが図解入りで 分かり易いと思います。 映画のキャメラマンに必要な知識は、撮影の知識の他に、演出、照明、 編集、色彩についても詳しくないといけません。つまりは演出の能力が 必要ということです。https://www.amazon.co.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB%E5%88%B6%E4%BD%9C%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%8B60%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%84-%E4%BC%81%E7%94%BB%E3%83%BB%E6%92%AE%E5%BD%B1%E3%83%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86%E3%83%BB%E4%B8%8A%E6%98%A0-%E3%82%B3%E3%83%84%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E6%9C%AC-%E8%A1%A3%E7%AC%A0/dp/4780422892/ref=sr_1_1?crid=24C0WW1BL4EEQ&keywords=%E6%98%A0%E7%94%BB%E5%88%B6%E4%BD%9C%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8&qid=1652428279&s=books&sprefix=%E6%98%A0%E7%94%BB%E5%88%B6%E4%BD%9C%2Cstripbooks%2C181&sr=1-1 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4768305385/ref=ppx_yo_dt_b_asin_image_o00_s00?ie=UTF8&psc=1 後は、少しでも早く現場を経験することです。最近はニュース・カメラマン (報道)のアシスタントを20歳くらいの女子がやっているのを良く見ます。 恐らく大学生のアルバイトだと思います。 ブライダル撮影の業者のアルバイトはやめておいた方が良いです。殆ど 映画制作の役に立ちません。 ②就職先は制作会社という認識が一般的のようですが、実際にはもう少し 複雑のようです。テレビ業界ならば、カメラマンなどの技術者を派遣する 技術会社になります。 https://www.weblio.jp/ontology/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E6%8A%80%E8%A1%93%E4%BC%9A%E7%A4%BE_1 映画の場合は最後にクレジット・タイトルが流れますが、必ず最後の方に 制作会社の名前があります。制作または制作プロダクションでクレジット されています。 よく見る制作会社は、ロボット、シネバザールなどです。 https://www.robot.co.jp/#works https://jfdb.jp/contacts/128 その他、バラエティー系のテレビ番組でよく聞くのはニューテレスです。 番組制作、技術派遣などをやっています。 制作会社と言っても、大手とそれ以外ではかなり違います。 大手の方が給与、福利厚生などの面では良いと思います。新卒の場合、 配属先がどこになるかは会社次第です。例えば、ロボットのHPのメニュー からRECRUITを開くと、今年の新卒の求人はありませんが、広告映像制作 のアシスタントは募集しています。 それと大手の制作会社は、映像制作の全行程をやっているとは限りません。 部分的に外注(例えばCGなど)している場合もあるし、監督、照明、 カメラマンなども外注することが多いです。 実際には制作会社も多くのスタッフを社員として抱えている訳ではあり ません。全くいないという訳でもないと思いますが、社員として人を雇うと 年間の人件費が高くなるので、外注が多くなります。 映画の場合は、会社に所属しないフリーランスのキャメラマンが多いと 聞きますが、大抵はCM撮影の経験者だったり、ドキュメンタリー映画の 経験者だったりというケースが多いようです。映画は一番ハードルが高い ので、長い下積みが必要だと思います。 昔は、映画のキャメラマンは映画会社に所属していたので、就職先は明確 でしたが、今は全く状況が違うので映画のキャメラマンになるまでの経緯 は人それぞれのようです。 ③撮影は特に体力の必要な仕事なので、健康であることが一番です。 映画の場合は、標準的な撮影期間が2か月ほどなので、その間は早朝から 夜遅くまで撮影が続きます。泊まり込みになることもあると思います。 どのくらい大変かは人にもよりますが、この仕事が好きでカメラマンになる という意思を強く持っていれば乗り越えられると思います。
①放送や撮影の技術が学べる大学や専門学校に進学するのが普通です。 中にはバイトなどでアシスタントをして覚えていく方法もあります。 ②テレビ局、映画会社、製作会社などです。 ③昔は20キロもある機材を担いで走り回るので、普通の体力では到底無理でした。 今は機材も驚くほど軽量になっているので女性でも可能です。 しかしテレビ番組を見ると分かりますが、今はカメラマンと音声さんがロケについて行くこともほとんどなくなっています、ADさんが一人でハンディカメラを使って番組を撮っています、 仕事は無くなりはしないでしょうが以前よりも更に募集は減るでしょう。
< 質問に関する求人 >
早稲田大学(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る