現在就活をしている大学3年生です。

Question

現在就活をしている大学3年生です。アパレル業界とフィット業界(インストラクター)で迷っています。もちろん企業も色々調べています、

東京で一人暮らしで働きたいのですが、手取りはどれくらいある方がいいのでしょうか。
目安としてお聞きしたいです。

また、インストラクターやアパレル業界としてお仕事されている方がおられれば賞与(ボーナス)など、福利厚生の面について教えて頂きたいです。

Answer 1

元採用担当のおぢさんです。業界は違いますが、分かることだけ。

>東京で一人暮らしで働きたいのですが、手取りはどれくらいある方がいいのでしょうか。

まず、学生さんはよく手取りを仰るのですが、求人に書かれている初任給は税金や社保を引く前の数字ですから注意が必要です。また、実際に生活し始めると、入社してすぐの夏賞与はほとんどもらえませんが、冬からは満額もらえるわけで、結局は年収（給与+賞与）で考える必要があります。賞与は多い会社なら年間給与六ヶ月分以上出るのですから上下の差が大きいのです。入社２年目の年収を確認しましょう。できれば、人事ではなく若手社員に聞いたほうが良いですね。

例）
給与25万円+賞与なし＝年収300万
給与20万円+賞与6ヶ月＝年収360万

その上でお伝えするのなら、現在の大卒平均初任給は東京なら約22万円で初年度は前年所得がほとんどない人で17万円代の手取りですかね。もしも４年時にバイトでばんばん稼いでいるのなら、翌年の住民税が高くなりますからもうちょい低くなります。初年度は社会人として必要な衣服や家財道具にお金が必要なので、この金額での一人暮らしは相当きついかなと思います。

そして、大きなポイントとしては、住むところです。自分で賃貸を借りれば、エリアにもよりますが、どんなに選んでも月々５～６万円はかかるでしょう。そこに、水道光熱が基本料金から発生します。ですので、会社を選ぶときに寮や社宅や住宅補助等があるところを選ぶとよいでしょう。それでも毎日３食分を自分で買わなくてはなりませんし、どうしても外食が増えますから自宅の人よりはかなり苦しいですけど。

最後に、アパレルもフィットネスインストラクターも平均的な条件待遇が低い業界だと思います。前述のように、平均初任給でもきついわけですから、よほどその仕事に思い入れがないと続けることは難しいのかなと考えます。ですので、私からは志望業界を変更して東京での暮らしを選ぶか、自宅から志望業界へ就職するかをお勧めいたします。食べていくだけでもギリギリの生活を続けながら都会にいるというのは結構辛いですよ。