塾講師からの転職を考えている者です。男３２歳

Question

塾講師からの転職を考えている者です。男３２歳いまさら他業種はかなり難しいと思うので、やはり同じ教育業界に転職を考えています。
①「教育」といってもさまざまあると思うので、どんなものがあるかお聞きしたいと思います。
転職支援サービスの担当者とも話をしましたが、なかなか塾講師のみだと転職が難しいと言われました。
②そこで転職支援サービスでよい方法、よい会社があればお教え願います。

よろしくお願いします。

Answer 1

私も教育関係に長年籍を置いていたものです。

私は主に高校の臨時教員や専門学校、サポート校など色々な校種で経験を積みました。
ただ、言い換えれば、正規雇用になれなかったためなりふり構わず探したというわけです。

教職が本命とはいえ、民間企業にあたりました。
結果、不採用の連続。

やはり、民間で求められているスキルとの差異が不採用の理由でした。

人材紹介会社（転職支援）にも登録しましたが、教育関係の職探しとしては一般的ではなく難しいようです。
営業職経験者が営業職を希望しているような場合はいいと思います。

塾であっても教育関係は教員免許の取得が必要条件で問われますが、異業種ではつぶしが利きにくい印象です。

よって、異業種希望であれば、直接的に経験やスキルをＰＲするのではなく、
教育業で培った部分で活かせる点を取り上げＰＲした方がいいと思われます。

御存知でしょうが、教員・講師・教育産業といっても様々あります。
参考にしてください。

教育関連職
①公立・私学小・中学・高校教員 （要 教員免許）
大学・短大・高専教員 （要 業績・論文・学位）

②広域通信制高校のサポート校・ﾌﾘｰｽｸｰﾙ教員
高校卒業資格所得を支援。
不登校や中退者支援
※通信制高校の教員は要教員免許。

③予備校・塾・プロ家庭教師 （専任講師、教務職員・プロ家庭教師）

④大学職員、学務課、教務課などの教学系事務

⑤資格スクール専任講師

⑥専門学校教員
（専修学校専門課程）
（簿記・コンピューター・デザイン・英語・あんま指圧など専門分野。公務員受験対策系）
所持資格や教育経験・業界実務経験を問われる

高等専修学校教員（高等課程 通信制高校と併学、教員免許は問われる可能性あり）

⑦ＰＣスクールインストラクター （要 ＭＯＴ資格）

⑧職業訓練指導員（高等技術専門校、職業訓練校教官 要 職業訓練指導員免許）

⑨水泳・サッカー・野球・ダンス・楽器のインストラクター、カルチャースクール社員

⑩日本語教師

⑪福祉施設、児童指導員

⑫教材・出版社 編集

⑬高等学校 実習助手、寄宿舎指導員 （受験資格に教員免許は問われない）

⑭そろばん塾・書道講師

Answer 2

こんにちは、私も30代の塾講師で、転職経験者です。
私の場合は、首都圏の某大手進学塾に10年以上正社員として勤めた後、退社して現在に至っています。
私のおススメは「家庭教師」を併用することです。
私も含めて、ある程度歳がいって他業種への転職が難しくなった皆さんは、一般的に、いくつかの時給の高い塾を掛けもちしつつ、そこに私立中学や私立高校に非常勤で出講して生計を立てているようですが、私の場合はそこに「家庭教師」を混ぜています。こうすることで、曜日や時間が無駄に空いてしまうことがかなり防げ、効率的・計画的に収入を確保することができます。講習会期間や受験直前期には、学校を休んで家庭教師を呼ぶ家庭も多いので、正社員を辞めた私にとってはちょっとしたボーナスのような感じの収入になります。
この半年ほどの不況で家庭教師業界も不調のようですが、それでも今年も私のところには仲介センターからの依頼がコンスタントに来ていますよ。どうやら、本当のお金持ちの皆さんにとっては不況もそれほど大打撃ではないようです。格差社会に至っては彼らにとっては明らかに追い風でしょうし。
たいていの家庭教師センターは登録料はとられないはずですので、一度コンタクトを取って、時給いくらで雇ってもらえるかだけでも聞いてみるといいと思いますよ。