どちらも音楽を奏でる楽器ではありますが、違いは大きいようです。ピアノは工業製品、バイオリンは木工手工芸品。ピアノ調律師はメーカーの工場で完成した製品の調律などの各種調整や修理(オーバーホールから小修理迄)の仕事。ピアノ調律師でも自分の工房を持っていて、大掛かりなオーバーホールをする方も多いですが、バイオリン製作とは、かなり性格の違う職業だと思います。産業革命前と後の仕事。 バイオリン(製造)職人は最初から何も形になっていない木材から、楽器を作り上げる仕事。その技術で修理や調整もする。二つの内、どちらか選ばなければならないのでしたら、手先が器用で物作りが好きで得意なのでしたらバイオリン職人。そうじゃないならピアノ調律師でしょうか。 生活費を稼ぐという意味では、どちらも大変だけどピアノ調律師の方が業界としても、可能性としては大きいでしょう。 調律師養成所はメーカーも含めて幾つかみつかると思います。教育システムもある程度は整っているので、特別な才能が無くても習得は大丈夫でしょう。もしピアノの設計であれば、理系の大学。バイオリン職人の養成はどうでしょうか。私は知りませんが、木工の基礎知識や基礎技術関係の専門学校でバイオリンなどの弦楽器製作を教えているところがあるか調べてみましたでしょうか。将来はバイオリン制作で有名なイタリアのクレモナを目指すくらいでいて欲しいです。ピアノもヨーロッパで修行している方も多いですね。 話はそれますが、鍵盤楽器が工業製品ではなかった時代の楽器製作も面白そうです。そういう楽器の演奏家の動画を参考までに。 https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%AD%A6%E4%B9%85%E6%BA%90%E8%94%B5 日本の製作者のお一人 http://www.wa.commufa.jp/cembalo/production/material.html
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