ＩＳＯについて質問です。 弊社はISO9001と14001を取得している製造業です。 ＩＳＯ認証機関の担当者が今年から変…

Question

ＩＳＯについて質問です。
弊社はISO9001と14001を取得している製造業です。
ＩＳＯ認証機関の担当者が今年から変わりました。すると指摘される内容が全く変わりました。
今までの担当者が見てきた内容には目もくれず。
まったく違う所ばかりを指摘されて全員が混乱しています。
しまいには「そんなとこＩＳＯに必要ありません」と言われる始末。
従業員は？？？？？頭のなか?マークだれけ。

まったく違う所ばかりを指摘されて全員が混乱しています。
行政機関や機械のメーカーさんに問い合わせをしても「そこまで必要ありますか？他社さんからも聞いたことありません。」という回答ばかり。

例えば「第二種圧力容器」。
「メーカー点検がされていない。資格も誰も取得されていないので不適合」と指摘されました。
その後、メーカーは「点検が必要ない機種です。しいて言うなら自主点検でしょ。資格も必要ありません」と言われました。

しかし、ＩＳＯ審査員さんは納得されず「不適合」

審査員が指摘する事だから間違いないと頭ではわかっていますが、
今まではなんだったのか・・・。
今までの担当者は弊社を十数年担当されていて、見落としてきた？

その認証機関を疑う・・・・。
今は認証機関の変更をしようか、という話にまでなっています。

そんな経験ある会社にお勤めのかた、認証機関を変更された経験のある方、
よかったら話を聞かせていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

「メーカー点検がされていない。資格も誰も取得されていない」ことは、ISO9001の規格要求事項にもISO14001の規格要求事項にも反していないので、不適合ではないです。よって、認証機関に苦情を申し立てて不適合の取り下げを要求するといいです。このとき、応じない場合は認証移転することも伝えればいいです。
個人的には、これを機に、もっと質がいい安価な認証機関へ移転することを勧めます。
ちなみに、当社は過去に2回移転し、審査コストは約半額に、認証維持コストは(ムダな文書の廃止や内部監査の廃止などによって)約1/10になりました。

Answer 2

審査員も人間ですので、人が変われば言う事も変わります。
審査員はどこかの業界からのOBである事が多いので、働いてきた業界の「当たり前」がその人の基準になっている事もあります。

そうは言っても要求事項に対して適合しているかどうか、が争点になるはずですので、どうしてもその審査員の判定が不服であるならば、審査機関に異議を申し立てる事ができます。
もちろん「これまで言われた事が無い」「他社でもやっていない」ではなく、
指摘された○.○.○の項目だが、このような仕組みになっているので適合している
という説明が必要になります。

理不尽な不適合判断は審査機関から審査員への評価に響きます。
最悪、資格停止にもなるそうですよ。