接待を伴う飲食店って、具体的な線引きはどこですか？

Question

接待を伴う飲食店って、具体的な線引きはどこですか？客の隣に座るとか、手を握って話をするとか明らかな接待なら分かるんですけど、居酒屋でジャンケンに勝ったらドリンク半額とかは、ゲーム接待になりますか？麻雀は風俗営業ですよね？トランプは？ビンゴは？

飲食店でカウンター越しに世間話をするのはセーフ？じゃあ下ネタだったら？なにが基準で接待って言うんですか？

Answer 1

①内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室では「接待を伴う飲食店」について以下の解釈を行っています。

●基本的対処方針中の「接待を伴う飲食店」にはキャバレー等の接待を伴う飲食店が該当するものであり、この「接待」とは飲食店の接客従事者等によるものを意味するものであること。したがって、「企業による取引先等の接待」はこれに該当しないものであること。
https://corona.go.jp/news/pdf/settai_insyokuten_kaisyaku_0604.pdf

②風俗営業法第2条第3項における接待の定義は「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」とあります。
また、平成30年の警察庁の通達「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律等の解釈運用基準について」では「営業者、従業者等との会話やサービス等慰安や歓楽を期待して来店する客に対して、その気持ちに応えるため営業者側の積極的な行為として相手を特定して３の各号に掲げるような興趣を添える会話やサービス等を行うことをいう。」という解釈をしています。
同通達では接待にあたる具体的な判断基準も示しています。https://www.npa.go.jp/laws/notification/seian/hoan/hoan20180130.pdf
１．談笑・お酌等
２．ショー等
３．歌唱等
４．ダンス
５．遊戯等
６．その他(客と身体を密着させたり、社交儀礼や介抱を除き手を握る等客の身体に接触する行為、客の口許まで飲食物を差出し、客に飲食させる行為)

これらのことから、ご質問の内容を個別に判断すると以下のようになります。
(１)居酒屋でジャンケンに勝ったらドリンク半額
景品表示法の「懸賞による景品の提供」に分類される行為であり、風俗営業法とは無関係です。
(２)麻雀、トランプ、ビンゴ
雀荘または飲食店の従業員が客と遊戯やゲームなどを行うことについては、上記の「５．遊戯等」に該当するため接待になります。ただし、客1人や客同士で遊戯やゲームを行わせる行為はただちに接待に当たるとはいえません。
(３)飲食店でカウンター越しに世間話をする
上記の「1．談笑・お酌等」は「特定少数の客の近くにはべり、継続して、談笑の相手となったり、酒等の飲食物を提供したりする行為」を接待としており、若干の世間話は接待には当たりません。

Answer 2

キャバクラが主なそれです。
スナック、ラウンジ、キャバクラです。
隣に座って、という意味です。
はっきり言わないのは差別とされる可能性があるし
彼らも利用してるので責め立てにくいという事でしょう。

Answer 3

取引先相手との会食で会社側が相手の食事代を奢った場合を言うのではないんですか？
昔の話しですが、部署の男性だけで近くの飲食店に複数で行って、その時に来ていたIT企業の営業マンやSEがその会社の名前で領収書をきって全部奢って貰ったそうです。
自分はその場に行かず弁当持参だったので、未だに根に持っています。
それはン十年も前の話しですが、自分が狙っているのは接待〇〇です。
何千万円もの取引をするのだから、ちっとくらい奢ってくれないかなーと思っていますが、行くたびにコーヒーを出してくれるのも接待のうちかもしれません。

Answer 4

ケースバイケースですから、具体的な線は無いでしょう。

そして、接待というのは一般的に思われている接待とは少し違います。
風営法に書かれている事でいうと「「接待」とは、歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすことをいう。」です。
かなりあいまいですが、まあ、こういうことです。

なのでカウンター越しであるとかないとかはは直接は関係ないです。
総合的な雰囲気となります。
なので、居酒屋でジャンケン云々は特に接待にあたらないでしょう。

で、いろいろなケースを見てきた限り個人的な判断基準ですが、
「結局客が何に金を払う営業スタイルか」です。
店員との会話に金を払っているとみなされればそれは接待です。

まあ、度合いの問題ではありますが、そう考えればだいたい合ってます。