航空管制について詳しく教えてください。 デリバリー、ディパーチャー、タワー、グランドなど他にもあるなら教えてください！…

Question

航空管制について詳しく教えてください。
デリバリー、ディパーチャー、タワー、グランドなど他にもあるなら教えてください！それと主な役目などを教えてください。

Answer 1

空港によりますが、離陸機は主に

「（クリアランス）デリバリー」 → 「グランド」 → 「タワー」 → 「ディパーチャー」 → 「コントロール」の順でコンタクトします。

「（クリアランス）デリバリー」は予め航空会社が提出してある飛行計画書（フライトプラン）に基づいて運航の許可を出すセクションです。

スポットに入っている出発前の航空機に対してエンジンスタートの許可を出した後に運航がフライトプラン通りかどうかを確認し、運航許可を出した後に「グランド」とコンタクトを取る様に指示を出します。

「グランド」ではプッシュバック、タキシングといった地上移動の全ての許可を出すと同時に滑走路までの誘導路の指示を出します。

※成田空港では「グランド」の前に「ランプコントロール」というセクションにコンタクトします。

続いて滑走路直前までタキシングした機に対して「タワー」にコンタクトをする様指示を出します。

「タワー」は滑走路内での全ての指示が出されます。

当該滑走路への着陸進入機や横断する機の有無を確認しながら誘導路から滑走路への進入許可、離陸滑走開始位置での停止指示や離陸許可を出します。

離陸後には「ディパーチャー」にコンタクトする様に指示を出します。

「ディパーチャー」は離陸後の機がSID（標準計器出発方式）に則って航空路に乗るまでの誘導を行うセクションです。

航空路に乗る直前に「コントロール」にコンタクトする様に指示を出します。

「コントロール」は大きく分けると札幌、東京、福岡、那覇の4つのセクションがありますが、それぞれに細かく分けたセクションがあり、コンタクトするセクションが指示されます。

目的空港に着陸する機は「コントロール」 → 「アプローチ」 → 「タワー」 → 「グランド」とコンタクトしていきます。

「コントロール」は航空路を外れるまでの誘導をし、「アプローチ」へのコンタクトを指示します。

「アプローチ」ではSTAR（標準到着経路）に則ってそれぞれの空港で定められた位置まで誘導をし、「タワー」にコンタクトする様に指示を出します。

「タワー」では到着機に対して滑走路の状態を見ながら着陸許可を出します。

着陸した機に対して滑走路からの退出を指示し、「グランド」へのコンタクトを指示します。

「グランド」ではどこの誘導路を通るかの指示を出し、スポットへ誘導をします。

Answer 2

飛行場での航空管制などを行う貴方が書かれている物で全てです。
ディパーチャーは離陸後の管制を行いアプローチは空港周辺に
到着した機体の管制を行います。
空港から離れたエンルート、航空路の管制を行う所は○○コントロール
と言うコールサインです。
航空交通管制部 (ACC) の管制区管制所と言う管制機関で
Tokyo ControlやSapporo Contorolなどと言う航空路の管制機関です。
管制は行いませんが、管制官がいない地方の小さな空港では
○○レイディオと言うコールサインで呼ばれる所も有ります。
管制官では無く管制情報官と言う資格の人が他所に居る管制官からの
指示をパイロットに伝える仕事です。
管制許可は出しませんので着陸許可を伝える場合には
「Cleared to Land」では無く「Runway is cleare」と言われるだけです。
自衛隊では更に到着機を滑走路まで着陸誘導させるGCAと言う
管制も有ります。
飛ぶ方位と降下率を細かくパイロットに指示して滑走路へ着陸する
手前まで誘導する仕事です。