建設業の現場で、業務中に事故が起きた時の労災保険の使用について質問です。 下請け会社の社員が業務中にケガをしてしまい、元…

Question

建設業の現場で、業務中に事故が起きた時の労災保険の使用について質問です。
下請け会社の社員が業務中にケガをしてしまい、元請け会社の労災保険を適用することになりました。ケガをした社員は、入院1か月ほどです。

この時、労基署から元請け会社に調査が入るのでしょうか？
もし調査が入る場合、どのようなことを調査されるのでしょうか？

Answer 1

怪我の程度、災害の大きさで
かなり対応は変わります。

電話確認程度で済む場合もあれば
書類審査だけで
電話確認すらない場合もあります。

大きな事故や怪我なら、その場で消防署、警察署、監督署に通報が入り、すぐに現地調査にやってきますよ。

Answer 2

１カ月の入院ですと会社、現場に調査が入るのは、あまり無いと思います。
大手ゼネコンですと、まれに調査が入る事もあるかも。

調査が入るのは死亡災害、障害が残る重篤災害です。このケースですと現場、店社に調査が入ります。

Answer 3

会社に入ることも場合によってはあるでしょうが、主としてその建設現場に入ることが大半でしょう。

Answer 4

調査はある場合と無い場合がありますが、今回は「入院1か月」ですのでかなり大きな怪我であり、ゆえにその原因も大きなものであるので、調査等が入る可能性は十分にあります。

調査項目はいろいろと考えられますが、箇条書きしてみると

・各種書類等は揃っているか
・労働環境の安全性や安全教育はどうであったか
・事故発生そのものの原因はなんだったのか
・事故発生時の初動はどうであったか
・再発防止のための取り組みについての指導など

あたりは十分に考えられる項目です。
現場担当者への聞き取りはもちろん、その時に同じ現場で働いていた者（自社、他社に関わらず）へや、会社そのものへの調査もあり得ます。

小さい事故や頻繁に起こる内容なら電話だけの場合も多いですが、さすがに入院1か月レベルの大事故なので、労働基準監督署も調査しないわけにいかないと思います。