もう高3のこの時期なのに志望大学を決められていない者です。私は将来小学校教諭になりたいと考えていて、小学校教諭1種免許状…

Question

もう高3のこの時期なのに志望大学を決められていない者です。私は将来小学校教諭になりたいと考えていて、小学校教諭1種免許状が取れる大学に行こうと考えています。ネット等で調べて、教員採用試験を合格している人数が多い文教大学、明星大学、玉川大学が自分的には良いと考えています。でも、親にそのことを言うと、そういう教育に特化した大学は数打ちゃ当たる戦法で大勢が教員採用試験を受けてるから合格者が多いだけだ、もっと偏差値の高い、青山学院大学、立教大学、学習院大学等に行けと言われ、受からなかったら浪人だ！とこのままでは受けさせてもらえなそうです。青学、立教、学習院は頑張れば全然受かると思いますが、滑り止めが全く無いと精神的にも辛いです。そこで質問です。
① 文教大学、明星大学、玉川大学等は教員採用試験合格者が多いだけで合格率は青山学院大学、立教大学、学習院大学等の方が高いのでしょうか？
②浪人してまで偏差値の高い大学に行く必要はあるのでしょうか？
③どうしたら頑固な親を説得できますかね？

Answer 1

親御さんは、ただ単に
偏差値が少しでも高い大学に行ってもらい、

「うちの娘は立教でね…フッ」

「わあ、素晴らしい！羨ましいです！」

という見栄を張りたいだけです。

しかし、見栄を張るというのはなかなかやっかいで、

多分、あなたが受験して落ちて、滑り止めがないという状態にならないと、

「あの時無理にGMARCHだけをすすめなければ…」
と反省してくれないでしょう。

ちなみに、
個人的には、良い大学を受験するのは賛成です。

自分はGMARCHですが、
「先生になりたい」と入学時には話していたのに、

就活時には、全く別の業種に興味が出て、教員免許を取らずに働いている人もかなりいるのです。

良い大学に行けば、
「私は本当に教員になりたいのかな？」
と考えたときに、周囲の学生や先輩などのOB訪問をしたり、インターンに参加して、

教員以外の可能性を広げる事も可能だからです。

大学に入ると、周囲の影響や社会の変化から、やりたい事が変わってくる場合があります。

今回のコロナみたいに、
「小さい時からCA以外になりたくなかった」
という人の夢を奪ってしまい、CAの専門学校の人は、旅行業界もこの状態のため、就活が進まないと聞きます。

ただ、浪人はリスキーなので、やめた方が良いと思います。

想像ですが、親御さんは「浪人させる」と言えばあなたが必死で勉強して合格する、と思っていて、

実際に浪人させる気はないのではないかと思います。

「浪人して、お嫁に行けなかったらどうするの？」

と聞いてみてはどうでしょう。

「お嫁…って昭和なの？」

と思うかもしれませんが、今は婚活が就活以上に熾烈な戦いになってきています。

社会全体が貧困化してきているためです。
コロナの影響だけではないと思います。

今は、男性だけの給与では生活できないため。
男性も「しっかりした仕事ができる女性」を選ぶ傾向にあります。

しかし、結婚相談所談として
「男女ともに、学歴や年齢偏重主義か目立つ」との事でした。

ちなみに、教員になりたいなら文教大学で良いと思いますよ。確か教員の就職率はすごい高いですよね。

各大学のホムペに行き、
「就職先」をみて下さい。

学部ごとに就職先が記載されている大学もあります。

これらのデータを揃えて、親を説得してみるか…ですよね。

効果はわかりませんが…。

頑張って下さい。

Answer 2

①②はまとめて
そもそも教員志望であれば、偏差値に関わらず教員養成に特化した大学に行くべきで、高偏差値だから教員採用試験合格率が高い（受けた時に受かる可能性が高い）とはなりません。なので、教員になるんだという意思があれば文教大学、明星大学、玉川大学等に行くことをおすすめします。
③について
いわゆるMARCHの大学群は高偏差値ではあるが教員養成に特化していないので、教員志望の自分が行くべき大学ではないということを主張するのが良いかと思います。

子どもの行く大学は親が決めるべきことではありません。あなたの意志を貫いて良い教員になってください。

Answer 3

微妙な大学にめちゃくちゃ頑張ってやっと合格できた…みたいな人なら教員採用試験は厳しいと思いますが、有名大学にも合格できるくらいの学力がありながら受験でしくじって微妙な大学に行くことになってしまった…みたいな人なら教員採用試験は頑張れば可能性高いでしょう。
逆に、有名大学の人でも全然学力的には足りてないのに推薦で運良く有名大に合格できた…みたいな人は、教員採用試験はかなり苦戦するでしょう。

文教、明星、玉川とマーチなどで教員採用試験に受かるのに有利不利は殆どありません。
結局は本人次第ですよ。

②は、有名大学に行っておくと学歴コンプに悩まなくてすみます。また、保護者も先生の学歴を気にする人はたまにいると思いますので、有名大学に行っておくとなめられないですみます。なので、有名大学の方が良いとは思いますが、浪人してまで…は、どっちがいいかは何ともいえません。

③は、以上を踏まえた上で、論理的に親御さんを説得できるようにプレゼンするしかないでしょう。

Answer 4

小学校の先生を目指すならば、文教・明星・玉川の選択は間違いではありません。
青学・立教・学習院は教育養成より教育学という学問を学ぶ傾向が強くなります。
故に小学校採用においても一定数不合格となる生徒がいるのも事実です。

①合格率という観点だと、例えば文教大学教育学部は国公立教育学部に比べ定員がかなり少ないですが、それらの中でも合格者数上位です。
つまり国公立と比べても合格率は高いと言えます。
青学、立教、学習院は母数が少なすぎて分かりません。

②小学校の先生を目指すならば、文教・明星・玉川で学歴的に困ることはありません。むしろ上位の方です。
受験生の親世代は小学校の先生＝国公立教育学部卒でしたが、今や私立偏差値４０台がボリュームゾーンです。
国公立教育学部でも教員以外の道を目指す人も多い状況ですし、国公立は教員を目指す人の多くが中高を目指す傾向にあります。

③例えば文教大学教育学部は偏差値は中央・法政の１ランクだけ下で、決して楽ではありません。
しかも学芸大、筑波大、千葉大、埼玉大、横国大の滑り止めと化しているので、受験層もハイレベルです。
かつ倍率は毎年10倍越、10人に１人も受からない狭き門です。

私をはじめ受験生の親世代は教員採用は本当に狭き門で、現在の教員採用試験の倍率の低さや、小学校教員採用で私立がこれだけの数を占めることは、俄かに信じがたい事なので、まずは現状を話して理解してもらうことからスタートでしょうね。

頑張ってください！