看護師国家試験の点数。 看護師国家試験の点数の計算は必修プラス一般問題の合計でボーダーはきまるのですか？

Question

看護師国家試験の点数。
看護師国家試験の点数の計算は必修プラス一般問題の合計でボーダーはきまるのですか？それとも一般だけでボーダーラインは何パーセントってきまるんですか？

Answer 1

ボーダー計算の仕方です。
結論からいえば、「必修問題」と「一般問題＋状況設定問題」の二つに分かれます。

「必修問題」
８割以上得点がなければなりません。
この８割以上、というのは固定されています。
必修問題は全３０問ですので、
２４問以上正解していなければ、不合格です。

「一般問題＋状況設定問題」
一般問題は１問１点、状況設定問題は１問２点に設定されています。
合計２７０点となります。
これらは必修問題のように、固定した合格条件は決まっていません。
なぜならば、受験者の約１割程度の人を不合格となるよう、
毎年ボーダーを厚生労働省が設定するから、なのです。

これが受験者を悩ます「ボーダー」の正体です。

つまり、ボーダー点数は必修の点数をプラスいたしません。

また、「一般＋状況設定」のボーダーをクリアしていたとしても、
必修が８割とれていなければ不合格となります。

両方のボーダーを超えて、合格となります。

ちなみに第９８回本試験は、
問題の出し方が例年と異なっていたり、
各国家試験対策予備校が出されている解答速報が
合致しないところが多くあったりと、
混乱の多い試験となりました。

長文失礼いたしました。