解決済み
企業のボーナスの査定ってどのように行われてるのでしょうか? 経営を勉強してる学生です。以前人事について勉強した時に昇給や昇格にはある程度の基準が設けられていて、そのフレームワーク?みたいな基準表みたいのも教科書についていましてそういった物を基準にしてる会社が多いと学びました。 その際にボーナスについてほとんどわからなかったのですが 基本給などとは別のボーナスというものはどのように判断して出されてるのでしょうか? ネットで「大企業は4月くらいには既に冬のボーナスの額が決まっている」という話を見ました。 真偽は僕はまだわかってないのですが、もし本当だとしたら4月の段階でその人の働き具合が既に予測できて決められるものってことですよね? あまりにも独自基準ばかりでしたらボーナスという概念がなくなる、かもしくはよほどの気前のいい社長がいる会社のみの仕組みになってしまうと思うのですが、なにかやはり基準表みたいなものがあるのでしょうか?
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そうですよね、貴方ばかりではなく、社員ですら賞与の査定基準ってブラックボックス化していて、疑心暗鬼になってる人も多いと思います。 私はそれにも絡んでますので、知ってることをお伝えしましょう。 先ずね、大企業では期首に賞与額が決まってる、って言うのは本当です。多分、殆どの企業でそうだろうと思います。但しね、それは総額なんですよ。期首がスタートする前にその期の予算は確定しています。売り上げも経費も利益も。その中の販管費の中の人件費の一環として、今期はこれくらいは出してやらんとな、って風に決まります。だから後は個人間での分捕り合戦ですね。 そしてその分捕り合戦ですが、その期の予算達成率が基準です。各部署とも、営業は勿論、工場も事務も全部署が予算を持ち、その達成率が算出されますからね。 これね、予算会議って言って、各部署と総務や経営陣の間で前期の内に切った張ったの大論争をやるんですよ。各部署は予算は少しでも低く抑えたいし、経営陣はそうはさせまいとしますからね。怒号が飛ぶことも多々有ります。 で、これが決定すると同時に、達成率100%超の時は何%支給するとかの指数が決まります。これは一定額の事は少なく、各個人の基準内賃金の何か月分(350%とか)と言う決め方になる事が多いです。だから同じ達成率でも人によって額は違ってきます。これを段階ごとに、96~99%の時、90~95%の時、って細かく決めて行きます。 時期的には例えば4月~9月期の達成率によって12月の賞与額が決まったります。 総務では予め、期首に決めた賞与総額で間に合うかどうかのシミュレーションをしておき、それによって支給率を算出しますが、会社全体として達成率が非常に良かった場合は幾ら足りなくなるか、って数字も掴んでいます。で、実際に足りなくなったら予算を追加計上します。でもその時は利益が予想以上に沢山上がってる訳ですからね。可能だし嬉しい悲鳴ですよ。勿論、株主も黙らせますし。配当を増やして。 ですからね、基本は決まったパイの分捕り合戦なんですよ。個人の働き方の予測ではありません。 で、分配が多い(パイが大きい)方が人は頑張るし、ならばその原資を如何に確保するかが経営陣のウデの見せどころなんです。 色んな企業の方とも私は交流しますが、概ねこうしたやり方をなさってるようですよ。
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