大学1年生です。

Question

大学1年生です。現在飲食店Aでアルバイトをしており、毎月5万円ほど収入があります。夏休みなど、多い時でおよそ9万円稼ぎました。

しかし最近以前よりもシフトに入れなくなってしまったため、掛け持ちでピザ屋Bのアルバイトを始めることにしました。それに加えて居酒屋Cも検討しています。
（授業がオンラインかつサークルも未所属のため通常より時間に余裕があるためです。）

ここで税金についてのお話です。
まず自分で調べた内容を整理していくと、

確定申告や年末調整などについて、年末調整をしてくれるのは1箇所だけで、1番収入の多いアルバイト先Aになるとわかりました。

また、A以外のサブのアルバイト先であるBとCの収入の合計が年間20万円以下の場合は、確定申告をしなくて良いこともわかりました。

もちろん扶養の範囲内で、ABCの収入の合計が年間103万円を超えないよう働くつもりです。

上記だけで考えると、確定申告はしなくて良さそたうだと考えました。

それから、源泉徴収をされるのは一つのアルバイト先で毎月の収入が8万8千円を超えている場合であるため、ABCのどのアルバイト先からも源泉徴収をされないこともわかりました。

ここで質問なのですが、ABCの収入の合計が年間103万円以下であったとしても、サブであるBとCの収入の合計が年間20万円を超えていたとしたら、確定申告をしなくてはならないのでしょうか。もしこの条件で確定申告をする場合は、Aではお店側が年末調整をしてくれるため、BとCだけで良いのでしょうか。

また、扶養内で働くためABCいずれも源泉徴収の対象になる程の稼ぎは出ないはずなのですが、本当に源泉徴収は8万8千円を超えた場合に限るのでしょうか。

加えて、収入の合計が年間100万円を超えた場合に住民税が発生するとも記載がありましたが、学生でもそれは同じなのでしょうか。また、どこから引かれるのでしょうか。

全体的に理解が甘いため、それぞれの繋がりがよくわかりません。長々と申し訳ございませんでした。
確定申告等々について詳しく教えていただきたいです。

Answer 1

＞それから、源泉徴収をされるのは一つのアルバイト先で毎月の収入が8万8千円を超えている場合であるため、ABCのどのアルバイト先からも源泉徴収をされないこともわかりました。

これは、認識が違います。
「給与所得者の扶養控除等申告書」と言う書類を提出した会社からは8万8千円以上で所得税が給与から源泉徴収されますが、この申告書を出していない会社からは8万8千円未満でも所得税は源泉徴収されます。つまり、8万8千円未満で源泉徴収されないのは1社だけと言う事です。ご質問の場合はAは源泉徴収無しですがBCは源泉徴収有ります。約3%です。

＞ここで質問なのですが、ABCの収入の合計が年間103万円以下であったとしても、サブであるBとCの収入の合計が年間20万円を超えていたとしたら、確定申告をしなくてはならないのでしょうか。

BとCの合計が20万を超えていてもABCで103万を超えていなければ確定申告の必要は無いです。ただし、BCで取られた税金は戻ってきません。この還付金を受け取るためには確定申告が必要です。

＞もしこの条件で確定申告をする場合は、Aではお店側が年末調整をしてくれるため、BとCだけで良いのでしょうか。

そうでは無いです。
あらためて、ABCすべての給与を申告します。確定申告ではすべての所得を申告し、正しい税額を計算して、年末調整で納めた所得税との差額を納税します。納税額がマイナスの場合は還付を受けます。

＞加えて、収入の合計が年間100万円を超えた場合に住民税が発生するとも記載がありましたが、学生でもそれは同じなのでしょうか。また、どこから引かれるのでしょうか。

はい、学生でも同じです。住民税には所得割と均等割の2つから構成されていて、所得割は所得税と同じ考えで計算されますが、均等割りは所得額だけで自額を算出します。
100万と言う数字は、均等割額の非課税ラインです。
ただし、20歳以上の人だけです。
住民税は自宅に郵送されてくる納付書で納める場合と給与から天引きになる場合があります。
年末調整を受ければ、年末調整を受けた会社で給与天引きになります。
住民税の年度始まりは6月で、終了は翌年5月です。