消防士の仕事を詳しく教えてください！

Question

消防士の仕事を詳しく教えてください！消防士の一日はどんな感じですか？いそがしいですか？また、週にどのくらい休みの日（休暇？）がありますか？そして、給料はどのくらいですか？詳しい回答お待ちしています。

Answer 1

どこの消防署に配属されるかによって忙しさは変わると思います。
ただ、決して暇な消防署はありません。
暇だと感じる方は仕事をさぼっているのでしょう。

仕事は、いわゆる現場に出る警防・救急・救助など、また、１１９を受け付ける指令課、火災予防のために危険物・消防用設備などに関する事務・査察・違反処理・指導などを行う予防、火災の原因を究明する調査も行います。
住民の防火指導や、救命講習、資格講習、地水利調査、各種研修、各種訓練（救助にも水難や山岳などもあります）、書き出すときりがありません。
人数が少ないため、兼務することがあります。
どの仕事をするかによって一日の流れは全く違います。

24時間勤務2交代や、3交代制などもあります。
もちろん普通の一般企業のように日勤もあります。

休みは2交代の場合、24時間働いて(2日分）、24時間非番という繰り返しのなかに、週に1日ほどの休みをちりばめます。
つまり1日（仕事）2日（非番）3日（仕事）4日（非番）5日（仕事）6日（非番）7日（休み）8日（非番）9日（仕事）・・・
といった具合です。
このサイクルは、事前に決められ、休みが片寄ることもあります。
また、結婚式やお葬式などどうしても仕事の都合で、出席できないことがあります。
旅行のドタキャンもあり得ます。親しい方には理解が必要です。
また、非番や休みの日も災害のため召集されたり、調査や指導に行くこともあります。
夜中に災害があり、次の日寝ずに訓練や指導にいかなくてはならないこともあります。
不規則で偏っていますが、うまく切り替えられる人は休みが多く感じることもあるようです。
睡眠をうまくコントロールできない人には、お勧めできません。
慣れたらなんてことない、という方もたくさんおられます。

給料は、それぞれの本部によって違いもあるとおもいますが、採用情報に大体の基本給は記載されています。
公務員でも安いほうだと思いますが、安定感はそれなりにあり、ボーナスもあります。
出動手当は、あってなきようなものです。
また、階級社会ですので、昇任試験などもあり技術・知識向上の努力次第で、お給料も努力次第で少し上がります。

それから、忘れてはならないのは採用されてすぐに消防学校へ入校し訓練を受けます。
厳しい訓練ですので、ここで合わないと思った方は途中でもすぐに辞めることです。
やる気のない方は、税金が無駄に使われる前に辞めるべきです。
人命や財産にかかわる仕事です。
そう考えると中途半端な気持ちでは、勤まらないものです。