週3日、1日7時間勤務のパート従業員Aさんがいます。

Question

週3日、1日7時間勤務のパート従業員Aさんがいます。当社で健康保険、厚生年金は加入していません。
（国保、国民年金に加入されています。）

この半年ほど、人手が足らず、Aさんは好意で週4〜5日勤務してくださっています。
現場もとても助かっています。

しかし、この働きかたでは、健康保険、厚生年金に加入しなければならないと思います。

上司に相談すると、Aさんには今後数ヶ月間は今のように週4〜5日勤務してほしい。
しかし健康保険、厚生年金料の経費がかかるのがいやだ。
なんとかしろとのこと。

なんともできませんよね。

保険に加入させるか、
勤務時間を減らしてもらうかの2択しかないと思うのですが。

ちなみにAさんは、保険に入りたいそうです。

たくさん働いてもらいたいけど、社会保険には加入させたくない… 経営者ってそういうものなのですか？

Answer 1

経営者はそんなものです。自らが良ければ、それでよし。労働者がいなければ会社が成り立たない等、思ってもいない事。パート労働者を粗末に扱う事は、正社員に対しても同じ事をする。そう思われることを理解していないのでしょう。
余談はさておき、出来ない事は無いと思いますが、労働者がどう判断をするか分かりません。社会保険加入要件は実労働で判断をしません。あくまで、労働契約で定めた労働時間や労働日数で加入要件を満たすか満たさないかの判断をします。今までの労働契約であれば要件を満たしていないとなります。ただ、労働契約書の内容が時間外労働や休日労働を定めてあるか。実労働と労働契約の内容が違いすぎる事が常態化している事をどう判断するか。労働者が訴えるなどの行為をすれば問題となります。法律は、経営者の思い通りにはなりません。