解決済み
労働基準監督署に行くべきか悩んでいます。 夫が医師をしています。人命に直結するような科です。 最近、同じ科のベテラン医師が退職し、人手不足の為か夫の呼び出しや、残業が増えました。睡眠時間、食事も十分に取れていない状況です。 そんな状態にも関わらず、オペに携わっています。 休息が十分に取れておらず、睡眠不足の状態でオペに入るなんて、患者側からしたら有り得ないことだと思います。 妻としても、夫が医療ミスを起こさないか心配です。 医療ミスで患者さんが亡くなってからでは遅いですよね。 ちなみに、残業代は固定ですので、いくら残業しても固定残業代以上はつきません。 労働基準監督署に相談に行けば、何か変わるのでしょうか。 人を増やす以外には解決法がない気もしますが、労基署が指導して改善されるのでしょうか。 また、妻である私が相談に行っても取り合ってもらえるのでしょうか。
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医師の皆様方の過重労働に関しては、一市民として感謝し本当に申し訳なく思っています。現状では解決策が無い状態です。奥様が、労働基準監督署の相談に行かれれば、相談やアドバイスはしていただけますが、ご主人が行動をおこさなければ何も変わる事はありません。 医師の労働環境は労基法に抵触していることは明白ですが、では、どの様な改善をするかの答えは見いだせずにいます。理由は色々あり、あれをすればこれが成り立たず、これをすればこちらが成り立たない。国もジレンマにさいなまれている状態だと思います。医学部はたくさんあり、医師の数も大幅に不足しているとは思いませんが、偏りが顕著となり、診療科によって不足しているとか、地方に不足しているとか、研修医制度などの制度にも問題があるのでしょうが、これを解決すればすべてがうまくいく解決策は無いと思います。私も多くのご家族と接してきましたが、どちらの奥様も同じ思いをしていましたが、医師本人は使命感を持ってやっていることと気にしていませんでした。外来患者を午前中に見て、昼からオペ。終わる前に急患が入り、全てが終わるのは深夜。術後の経過観察で泊。翌朝は外来患者を診て、午後は病棟患者の回診。急患が入れば帰宅は深夜。また翌朝から外来。その様な勤務を続けていました。幸いな事に、医療ミスもありませんし、病気で倒れる方はいませんでしたが、良く体がもつものだと感心させられた記憶があります。使命感があるからと言って、中々出来る事ではありません。質問者様のご心配は痛いほどわかりますが、医師本人がどの様に考えているかです。本人に目標があり、その為の経過期間と考えて過重労働を受け入れているのか。病院の環境で仕方なしに受け入れているのか、どの様に考えて現状を受け入れているかです。よく話し合って、質問者様の考え、心配事を率直に話し、ご主人の考えを理解してあげることです。話し合う時間も少ないでしょうが、お互いを理解する事で少しは心配事も緩和されることを願っています。
>残業代は固定ですので、いくら残業しても固定残業代以上はつきません 法違反なので、労働基準監督署からの行政指導の対象となります。 妻が相談に行くというより、本人が相談に行くべきです。
なるほど:1
> 妻である私が相談に行っても取り合ってもらえるのでしょうか。 とりあってもらえますが、労働時間の具体的な長期的データが必須です。本当は過去半年分くらい欲しいけど。まあ。それも含めて聞いてくればいいです。 選択肢は、強力なのは労働組合(ひとりで入れる合同労組)で、労働基準監督署、労働弁護士(自由法曹団)は、補助的役割になります。労組が、団体交渉をしながら、労働基準監督署による指導や行政の労働委員会に救済を申し立てる。労組には弁護士もついている。解決しなければ、街頭宣伝もやるし、ストライキもやるし、労働契約の違法性を突いて未払い残業代請求などの裁判も行う。そのような圧力を味方にして、労組は職場改善を交渉してゆく。 つまり、職場が変わるかどうかは、ご本人次第なんですよ。変える気があるのかどうか。 で、ですね。医療界は非常に保守的ですから、一般企業以上に厳しいですよ。もうそこにはいられないと思ったほうがよいかもしれません。本人が耐えられないようになるのです。だから、退職を予定していてください。おそらく、闘って勝って辞めるということです。しっかり退職金をとってやりましょう。 それは、労働基準監督署のみが単独で動いたとしても同じです。秘密にしておいて、などとやれるはずはありません。どこかでバレます。そして、実は労基署には強制力がほとんどないので、何も変わらないでしょう。つまり、ご主人が訴えた「悪者」という不利益のみが残るのです。幹部からの露骨ないじめ、パワハラもありえます。 しかし、労組は、労基署の指導というコンプライアンスで責任追及することもできます。いじめもパワハラも即抗議します。そういう労組でないと駄目なわけです。 なんとなく、つかめたでしょうか。闘うのは簡単なんですが、覚悟はいります。 がんばりましょう。
なるほど:1
詳しくは、ネットで労働相談ホットラインと検索してフリ-ダイヤルで電話相談してみてください。 改善するには労働組合をつくるしかないです。 労働組合は、二人からつくることができます。 労働組合がなければ会社の一方的な労働条件になってしまい従業員が会社に話あいの申し入れをして会社が拒否しても法的におとがめはありません。 そうなれば、会社がブラック企業になってしまいます。労働組合が機能しなくなったり解散しブラック企業になってしまった例はよくあります。 しかし労働組合をつくると状況は一変します。労働組合をつくると会社と対等に話あいが出来る権利、団体交渉権(憲法28条労働3権)が得られ団体交渉は正当な理由なく拒否できません。拒否したら禁固刑を含む厳しい罰則があります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=wM1yvU6pe_A&sns=em 最近は労働組合をつくるきっかけとして個人加盟労働組合もありますし、労働組合をつくると就業規則より効力の強い労働協約を締結できます。 法規の効力の順番に憲法>法令>労働協約>就業規則>労働契約>業務命令になります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=qYkSA_d32PI&sns=em 労働組合をつくることにより会社から妨害行為や団体交渉がこじれたりしても労働委員会という機関に不当労働行為の救済申し立てができます。http://www.youtube.com/watch?v=KyyZrYLYuvk&sns=em
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