全てにおいて弁護士、司法試験のほうが難関であると思います。 この二者の難易度の比較は、医学部入試対司法試験になります。 医師は医学部受験に通れば、まず資格を取れない人はいませんよね。いるとしたら、かなり残念な人。それも高校3年生の教科書のレベルです。 何をすれば良いのか、あとどれだけ取れば良いのかがはっきりしている医学部の入試と、司法試験を比較することすら無理があると思います。 大学入試の偏差値なんて、問題になりません。 平均年収を持ち出す方もいますが、それも資格の難易度とはなんの関係もありません。
なるほど:10
格という点では資格に貴賤はありません。しいて言えば、個人レベルで、より有名で、より稼いでいる人が上ということになるでしょう。 資格の難易度ではいい加減なことを言ってる人がいますが、医師になる方が圧倒的に難しいです。 今の司法試験は旧司法試験とは違います。 今の司法試験に一発合格するのと、税理士試験に2年で合格するのと、どっちが難しいか微妙なくらいです。 なので、今の司法試験の合格者の卒業大学を見ると、 北海学園大学、札幌学院大学、北星学園大学、東北学院大学、東海大学、日本大学通信教育、大東文化大学、中京大学、名城大学、近畿大学、京都産業大学、福岡大学など 世間で2流大学、3流大学、Fラン大学と言われる大学を卒業した人が、今の司法試験に一発合格や二発合格してます。 これらの大学卒の人は、高校時代に、医学部なんか受験することすらできなかった人たちです。そういう人でも普通に受かるのが今の司法試験です。 今の司法試験の本道は予備試験経由ですが、予備試験経由の人たちの司法試験合格率は70%を超えています。 今の司法試験はローを卒業すれば誰でも受験でき、ロー(法科大学院)は、東大の法科大学院すら定員割れの状況なので、中位・下位のローであれば、ほとんど誰でも入学・卒業できます。 なので、司法試験は事実上誰でも受けられる試験ですが、全体の合格率は20%から30%です。 普通、誰でも受験できる国家試験の合格率は10%前後なので、司法試験の合格率がいかに高いかが分かります。宅建試験でも合格率は15%前後です。行政書士だと合格率は9%くらいです。 なので、最近は、行政書士試験に落ちて司法試験に合格する人も急増しています。 逆に、医学部医学科入試は、おそろしいほど難関になってきています。 私立大学医学部の底辺校でも、早稲田や慶應の理工学部に合格できるだけの偏差値が必要です。国公立医学部ですと、京都大学の医学部以外には普通に合格できるレベルの学力が必要です。私立医学部の底辺に受かる人でも、同世代の中で学力が上位8%くらいには入っていることになります。 3流大学卒でも受かる今の司法試験とは次元が違います。 また、資格登録をするための試験も全然難易度が違います。 医師資格登録をするための国家試験である医師国家試験(医師法2条)は、同世代の中で学力が上位8%以内の人たちが受験するにもかかわらず合格率が90%前後で1割くらいの人が落ちる難関試験です。 これに対して、弁護士資格登録をするための国家試験である司法修習生考試(裁判所法67条1項)は、合格率がなんと99%です。 医師国家試験に比べて、あまりに簡単すぎます。 上記の北海学園大学とか北星学園大学とかを卒業した司法試験合格者が、この簡単な試験だけで弁護士登録をしていることになります。 なんだかんだ言って、資格を取る難しさからいったら 弁護士は医師よりもずーっと格下と言えます。 資格試験の改革(改悪?)で、 現在は、司法試験、公認会計士試験、司法書士試験、税理士試験、不動産鑑定士試験などの今まで難関試験と言われてきたものは、だいたい同じような難易度になってしまいました。
なるほど:2
そうだね:1
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