財務諸表に関する質問です。

Question

財務諸表に関する質問です。会社が事業資金をどうやって集めて、どのような形で保有しているかが書いてあり、その会社の持っている財産や借金を読み取ることができる【貸借対照表 B/S】

会社の経営成績を「収益」と「費用」とを対比して、その差額として「利益」を示し、その会社の一会計期間に於ける経営成績を示す決算書である【損益計算書 P/S】

この２つの財務諸表のうち、外部の投資家にとって、どちらがより重要な財務諸表になってくると思いますか？またその理由はどうしてだと思いますか？

※答えはないと思いますので、初学者の当方に、見識深めの方からの意見をご教授下さい。

※画像はエーザイ株式会社が公開した損益計算書をイメージとして載せました。

Answer 1

外部投資家の目的によって場合分けすべきだと思います。

例えば、株式投資の主たる目的が、良好な取引関係の維持にある場合には、貸借対照表が重要な財務諸表になってくるでしょう。
短期・長期それぞれの支払能力を知ることができるためです。

それに対し、例えば、株式投資の主たる目的が、短期的な投機行為にある場合には、損益計算書が重要な財務諸表になってくるでしょう。
営業損益・経常損益・特別損益など格段階ごとの損益、特に四半期ごとの数値を分析すれば、その企業の直近の経営効率の良し悪しが分かるので、株式の（追加）購入や売却のタイミングを計るのに資するためです。