一般曹候補生（海）と航空学生（海）は航空学生の方が辛く大変でしょうか？

Question

一般曹候補生（海）と航空学生（海）は航空学生の方が辛く大変でしょうか？また、航空学生はパイロットなどになるのでその為の勉強（物理や電子とか？）が必要と思いますがそれらの勉強は高校の勉強は必要ですよね？

一般曹候補生の方はそう言った高校の勉強などは使うのですか？数学、英語など…
それとも海上自衛官としての勉強（旗とか）をするのですか？

Answer 1

どちらも厳しいことは事実でしょう。

航空学生はパイロットに特化したものではなく、航空機の搭乗員（戦術航空士や管制官など）を養成することを主としていますが、海上自衛官の基本をも訓練します。

一般曹候補生は艦船勤務だけに特化したものではなく、陸上勤務の海上自衛官を育てることも目的のひとつです。（陸上補給員や施設科員など）

どちらで入隊しても「適性」があれば、航空関係にも艦船関係の職種に進むことになります。一般曹候補生でも航空関連の職種に就くことあります。

身体的な適性と学業的な適性なども考慮されます。その意味で高卒程度の基礎学力の充実が求められます。（最低条件と言えるかも知れません）

基本的に自衛隊は陸・海・空によらず理数系の社会です。近年では英語力も重視される傾向にあります。自衛隊ではコンピュータの使えない状況では、アナログ計算を用いますし、場合によりモールス信号も使います。基礎学力は高い方が圧倒的に有利と言えます。