労働組合について。 わたしの勤めている会社は大企業といわれる部類の規模で、労働組合がいくつにも別れています。 …

Question

労働組合について。

わたしの勤めている会社は大企業といわれる部類の規模で、労働組合がいくつにも別れています。

１番大きな勢力を持っているＡ組合は「１企業１組合」のスローガンのもと、組織の人員拡大に躍起になっています。会社側と共生していくというコンセプトの御用組合タイプです。

２番目に大きなＢ組合は、どちらかというと会社の批判が多いものの、きちんと筋の通っている意見を言っています。

３番目のＣ組合はほとんど過激派なかんじです。

おかしな話ですが、同じ職場でも、他労組のひととは話すのがはばかられる雰囲気です。

説明が長くなりましたが、そのＡ組合以外に入ってるひとは会社に反発しているとみなされ、昇進試験にことごとく落とされたり、不都合な人事采配をされたりという不利益な扱いを受けています。

もちろん公にはなりませんが、こんなことがまかり通っていいのでしょうか。法に触れはしないのでしょうか？

わたしはＡ組合に所属していますが、こんなやり方の会社や組合に疑問や憤りを感じます。

どなたかお教えください。よろしくお願いいたします。

Answer 1

労働協約によってその組合員にのみ効力が及ぶ取り決めを、

その組合と使用者は結ぶことが出来る。

その他組合員はその協約外である。

組合の活動に使用者が介入してはならないし、資金提供も禁止されているが、

A組合は、御用組合としてA組合員にのみ有利な労働条件を定め、会社側から従業員の管理者としての

役割を引き受けているのだろう。

労使協定は、従業員側の過半数代表と、使用者が結ぶものだが、

労働協約は、組合と使用者側が結ぶとあるので規模が小さくともよく、意見をまとめやすい。

組合の代表者が真に従業員代表とならない限り、改善は難しい。

組合の総会で良い代表者を選ぶくらいしか、出来ないのでは？